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一応日記的なもの

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はい、そういう訳で


2010年12月10日周辺、小学館 IKKICOMIX rareレーベルより、
描きおろし単行本「ツノウサギ」の発売が決定しました!わーい!
内容は一冊完結のお話です!


実は結構前から宣伝してよかったんですけどね。
今回こうしてブログで告知したのも、特に何かタイミングがあった訳ではないのですが。


発売日が曖昧なのは、通常のコミックスとは違い書籍扱いな関係で、統一された『店頭に並ぶ日』が定まっていないからだそうです。


一つ注意しておくと、この IKKI COMIX rare というレーベルのコミックは、全国の書店に並ぶという訳ではなく、取り扱い店舗(全国318店舗)でのみの発売となっております。


取り扱い店舗についてはこの↓ IKKIホームページのIKKI COMIX rare 紹介ページの下の方に載っていますので、ご購入予定の方はお手数ですがこちらであらかじめご確認下さい。↓


http://www.ikki-para.com/ikkicomix_rare.html


早ければ11/25日以降には↑のページでもツノウサギが紹介されると思います。



多分ですが、取り扱い店舗でなくても、商品のお取り寄せ注文は出来るんじゃないかなと思います。


アマゾンでもご購入可能ですので、クレジットカードでのお買い物が出来る方は、そっちの方が楽で確実かもしれません。


↓アマゾンのツノウサギ紹介ページ↓ 10/11/16現在まだイメージは入っていません。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%84%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE-%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E6%9F%B4%E6%9C%AC-%E7%BF%94/dp/4091791158/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1288701523&sr=1-1


(ネタバレって程じゃありませんが、内容紹介を読むと展開がちょっと分かってしまうので、僕を信用して下さっている方々は読まないで下さい 笑)


単行本発売後になってしまいますが、12月25日発売の月刊 IKKI 2月号にツノウサギ第一話が掲載される予定です。そんな長くないし、どうせなら全話掲載してくれればいいのに!ちぇー!「流石にどんななのか分からないと買えないなあ。」という方はそちらでチェックしてご検討下さい。



初の商業単行本、色々辛い事もありましたが精一杯描きました。


どんな感じの漫画なの?と聞かれると、毎回の事ながら答えるのが難しいのですが、完成をみてみたら、僕の好きなものが沢山詰まった作品になっていました。現時点の自分の出来る限りの力で描き切ったつもりです。


発売までもうちょっと先ですが、ウチの子を宜しくお願いいたします。





オマケ。


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背景キャラ。
出来上がりで結構隠れてしまったので別に載せてみました。


因みに一番上の画像は自分の手元にある素材で間に合わせにこしらえたものなので、実際の本のデザインではないです。ほんまもんはタイトルロゴ等、プロの方にデザインしてもらっています。どんな装丁デザインにあがるかはお楽しみにね。多分その内入稿されるので、さしたらアマゾンの方にも載るんじゃないかな。

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今まで紹介した作品の中では最も新しいシリーズであり、オカルトな要素がふんだんに盛り込まれた作品。


シリーズ開始当初、主人公不在のまま、悪を裁く謎の存在アヌビスを、毎回違う悪役の視点から描くという斬新な構図をとり、初期からコアなコミックファンの注目を集めた。


ヒーローが主観でなかった時はもっぱらアヌビスの正体を読者が予想するのが肝だったが、第二シーズンからはファーストシーズンのエンディングを受けアヌビスの正体が主人公となり、ヒーローもの定番の型となるが、その濃いテーマとダークなビジュアルで更なるファン層の獲得に成功した。


主人公アヌビスに変身するのはブルーノ・ウィンクという名の青年。大企業ウィンク産業の社長の息子である。


しかし両親は幼少期に原因不明の事件に巻き込まれ失っており、現在は若くしてウィンク産業の社長を務めている。


その軽い性格とプレイボーイぶりは有名だが、反面実質的な社会的貢献度も高く、一定の支持は受けているようだ。


両親が謎の事故で亡くなってからというもの、街は明らかに暗黒期を迎えていた。
原因は分からないが、あの時何かが起こったのだ。


両親の死因は未だにはっきりとしておらず、何があったかも未だに分からずにいる。
色々と尋ねて周ったこともあるが、何故かその原因を詳しく知るものがろくにいなかった。


それがブルーノには当然全く理解が出来なかったし、幼かった当時でさえ、あまりに不可解過ぎて泣く事も出来なかった。


それゆえブルーノは他人を真に信じるという事が長い間出来ずにおり、謎の悩みを抱え続けて育ってきた。


ある日、父は神に任命されたアヌビスという魂の断罪者で、ある時、時を操る悪魔を追う中、数々のタイムパラドックスに巻き込まれ、それらを一身に引き受けた為に自身の存在自体が非常におぼろげかつ強固なもへと変貌してしまい、最終的に消滅したという、理解し難い上に信じがたい事実を知ることになる。


しかしそれをきっかけに、彼は神からアヌビスの使命を亡き父から引き継ぎ、法を越えた悪人や、人心を惑わす存在である悪魔達を裁く道を選ぶ。




アヌビスというのは正確に言うと彼の纏っている黒い半流体の物を主に言う。
鎌の部分もその一部で、物質としてとらえるには難しい特徴を数多く持っており、まさに『神の御業』としか言いようがない。


普段は犬の顔のような容器に入っており、それを纏う事でアヌビスに変身する事が出来る。


アヌビスは『纏っているだけの状態』では、スーパーニャンのパワードスーツのように、常時基本運動能力を高めるような代物ではなく、基本的にはほぼ無敵の鎧というだけで、そのままでは攻撃力も本体のパワーによるものである。


しかし、アヌビスは神の御業により、質量保存の法則から脱している為に、かなりの範囲で体積のコントロールが自在である。


そのため、例えばパンチやキックという攻撃にも、本体がアヌビスを操作して体積の増減のコントロールをする事で、結果的に常人を遥かに凌ぐパワーを得る事が可能。ジャンプ等の動作にもそれを応用することで、アヌビス自体を推進力に使う事が出来る。物質世界の武器では、アヌビスを傷つけることは不可能。


アヌビスの鎌はアヌビスの中で数少ない物質的構造を持っており、鎌はほぼ一定の形状しか保つ事が出来ない。


しかしこれは唯一、魂を裁く事の出来る武器であり、この鎌を使って悪人の魂を神の裁量にかけて裁くのがアヌビスの基本的使命である。


また、悪魔達に直接致命的なダメージを与える事が出来るのもこの鎌のみである。


更に、アヌビスが唯一この世の要素として扱う事が出来るのが火の要素である。
アヌビスはタールのような質感を帯びているが、本体が心を意識して燃やす事で、マッチのように摩擦を起こした表面部分から発火する事が出来る。


この火は上記の通りこの世の要素なのでその性質は普通の火に則っているが、アヌビスは自身から発生した炎のみ自在に操る事が出来る。


このように、防御の面でも、攻撃力の面でも、数々のヒーローの中でも最強に最も近いと思われるアヌビスだが、これらの性能は夜にのみ限られている。太陽光の下では、うまく活動できないのだ。


まず、身体を纏う流体の動きは酷く緩慢になり、出力調整も素早さを欠く。その為攻撃力も運動能力も低下し、無敵の防御力にも支障をきたす。


鎌だけは太陽の下でも、夜と同じように機能する。

 


 

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そんな唯一の弱点をいくらか克服した状態がこれ。メディアには見たままに白アヌビスと名付けられた。


スーパーニャン、フォクシーレディ、アヌビスは、作者同士の交流も深かったらしく、三作を循環するように主人公がゲスト出演している。


スーパーニャンにはアヌビスがゲスト出演し、
ブルーノ=アヌビスは、スーパーニャンの正体を密かに気付いた上で、その真意を隠しながらも、スーパーニャンであるトムへの前面的な経済的支援に乗り出すことになる。


フォクシーレディにはスーパーニャンがゲスト出演した。
フォクシーレディ捕縛の為の強力な助っ人として招致されたスーパーニャンだったが、最終的に共闘する事になり、フォクシーレディの武器コゲツはスーパーニャンの改造で機能が飛躍的に向上する。


そしてアヌビスにはフォクシーレディがゲスト出演。
ある悪魔を追う内に、事件に巻き込まれたフォクシーレディと共闘し、アヌビス唯一の弱点である太陽の克服法として、フォクシーレディがイカリを応用して作った、遮光機能と、イカリによる防御性能、伸縮性、更には自己再生機能おも完備した包帯を授かる。


それを装備したのがこの白アヌビスで、包帯を纏う事により火や、体積操作には制限があるものの、太陽の下でも充分にヒーロー活動を行う事が可能になった。

 


 

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彼は通称スカーフェイス・ジョン。本名不明。


アヌビスを代表するヴィランであり、史上最大最悪のヴィランでもあり、中盤以降の事件には必ず関与している悪の元凶。


正真正銘の人間であるが、その昔複数の悪魔との契約を重ね、その数々の契約書それぞれの隙をぬい、決して破滅しない精神と肉体を得てしまった。その為、悪魔達でさえ彼には手を出せずにいる。


見た目どおりの狂人を演じて見せているが、本質は悪魔達を出し抜いてみせたように、非常に計算高く、また状況に万能に対応してみせる強さも持っている。


凡そ百年前に彼は現れ、ブルーノにとって二代前のアヌビスと死闘を繰り広げた。


その結果、この宇宙の歴史においてただ一人、肉体を持ちながらにして直接地獄に引きずりこまれた人物となる。


肉体を持った者を地獄へ連れ去るには相応のリスクがあり、先々代アヌビスはそれを引き受けて死んでしまった。


精神的破壊も肉体的破壊も出来ない彼には地獄も手を焼き、無間地獄に幽閉されていたが、百年の時経て脱獄し、現世へ舞い戻ってしまう。


それも、数々の悪しき魂を引き連れて。


ブルーノにとって両親の仇である時の悪魔も、スカーフェイス・ジョンの配下にある。

 




数々の悪人、悪魔を裁く事になるブルーノだが、彼はある強力な敵『悲しみの怪物』と対峙する事で、神の裁量に疑問を抱き始める事になる。神の法でさえも、正しくないのでは、と。


このエピソードは映画化もされており、コミックファンは勿論、昔ながらのモンスタームービーファンの間でも名作と名高い。


また、この回以降ブルーノの行動にも明らかに心境の変化の影響が見え始め、以前は時折サポートに現れた神の軍団すらも、『油断のならない敵』となってしまい、彼は更に孤独な戦いを強いられる事となる。        

 






 

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さて、こうして三つのヒーロー作品を紹介し、これにてこのコーナーは終わりだったのですが、実はもう一人、個人的に皆さんへ御紹介したいヒーローがいるのです。


彼は今まで紹介した他の三人のヒーローとは大きく異なります。


スーパーニャン、フォクシーレディ、アヌビスはフィクションの世界の住人ですが、
彼は我々の世界に実在したヒーローでした。


少々昔の話ですので、私は直接お会いした事はありませんが、今も彼に会った事のある人はおり、彼の事は長きに渡って語り継がれております。


詳しい事は次回。


そういう訳で短期コーナー・ヒーローズファイル、次回最終回です。

 

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ヒーローファイル第二回の紹介は、古武術で戦う義賊ヒーロー、フォクシーレディ。
この場合は女性なので正確には本来の意味のヒロインか。


比較的新しい作品であり、既に女性のヒーローものはいくつか存在していたが、中でもフォクシーレディは人気作である。
作者が新人であったために、人気取りもあってか初期は色っぽいサービスシーンが多かった。
しかしフォクシーレディのヒーロー像は当初からしっかりとしていたために、人気が確固たるものになるにつれ、それに沿って次第にスタイリッシュな様式になっていく。


男性には勿論、意外と女性のファンも少なくない。


また、フォクシーレディは昔実在した狐の女義賊、ロビーナ・フッドをモデルとしているのも有名である。




主人公フォクシーレディに変身するのはシルヴィア・シャーウッドという名の少女。
有名なお嬢様学校に通っている。シャーウッド家はその昔王家に仕えていた特殊な布を扱う匠の家系であり、それにより繁栄していたが今は廃れ、いわゆる没落貴族のような状態にある。


何とか屋敷を維持しているものの、彼女の母は若くして他界。考古学者の父はある時行方不明になってそのままである。
その為、今屋敷にはシルヴィアと、昔から家に仕えているクマのじいや(本名リトル)しかいない。


彼女は極度の恥ずかしがりやであり、袖を捲ることすら恥ずかしくて出来ない。
普段はボディラインの出る服は勿論苦手で、学生服も自ら改造したロングスカートを着用している。


毎年学校の衣替えと、夏の水泳の授業が激しく憂鬱。




シャーウッド家には裏の顔がある。それは王家直属戦士としてのもので、
その昔は影から王家を護ってきていた。


彼らは独自の体術『イカリ』を体得しており、その技術は今も尚伝えられている。
勿論シルヴィアも幼少時から訓練を密かに受けており、イカリの体得者である。


しかしその訓練のせいでなかなか遊べなかった子ども時代と、彼女の場合尋常じゃない恥ずかしがりやのせいで、シルヴィアには友達が多くなく、特に異性との付き合いはほとんど全くないに近い。


イカリとは基本的に力を変換する体術で、剛を柔で制すものである。


太極拳などに近いものがあるが、イカリは普段眠っているエネルギーでさえ活性化させ扱うことも出来るので、正確には他の武術とはまた異なる特殊技術と思っていいだろう。


どちらが先かは今となっては分からないが、イカリの作法により、シャーウッド家はとても特殊な繊維加工が出来たという。




シルヴィアは正確に言うとフォクシーレディ『Ⅲ世』である。


仕えていた王家が衰退し、人々に気付かれぬまま擦り切れていくにつれ、世間との関係も薄れていくシャーウッド家だったが、悪質な独裁者、悪質な権力者が街に現れては、正体を隠し、彼らを相手に義賊行為を行ったのがその始まりである。


それはかなり昔に始まるのだが、その街の混乱期には周期というものがあり、Ⅰ世、Ⅱ世と数えられているものの、実際にはそれぞれのフォクシーレディはかなり世代が違う。
シルヴィアの前のⅡ世などは、既に6世代も隔たりがある。


ちなみにどういう訳か、混乱期に限ってシャーウッド家は女性がばかりが産まれていた事になる。


そして現代、多くの自己中心的な悪徳金持ちが、裏社会と手を組む混乱期に街は直面していた。かくしてシルヴィアは、フォクシーレディⅢ世として、市民の為に立ち上がることになる。




フォクシーレディは前述の特殊体術、イカリとその身軽さで戦う。
また、代々伝えられ改良もされてきた特製の可変ダガー『コゲツ』も彼女の千変万化な戦術の幅を広げる。


コゲツは通常の短剣形態、ムチ形態、更に瞬時に高い段差等をクリア出来るワイヤーフックとしても扱うことが出来る。


ワイヤー、つまりムチにもなる部分はイカリを応用して紡いだもので、柔軟にして鋭さも持ち、如何なるエネルギーも受け流すことが出来る。


フォクシーレディのスーツにもイカリを応用した技術が使われており、いかにも色々こぼれてしまいそうな危ういデザインのコスチュームだが、イカリの作法で身体に吸着し、イカリの作法でのみ脱ぐことが出来るので、見た目以上に着易く、脱ぎ易く、脱げ難い。生地は薄いが耐久性にも優れ、かつどんな布よりも軽い。


ちなみにこれはリトルが先代フォクシーレディの衣装をリニューアルしたものである。


勿論恥ずかしがりやの極致であるシルヴィアにとってこの衣装の着用は拷問でしかないが、マスクを付けてしまうとスイッチが入るらしく、そこからは全く平気。


性格も冷静沈着な、いわゆる『出来るカッコイイ女性』となる。


フォクシーレディは様々なヒーローの中でもかなり素顔に近い筈だが、普段とのギャップがありすぎる為に、そのギャップ自体が正体を隠すマスクとなっているようだ。


因みにスーツの各部にあるファー状の部分は、イカリの作法で引き抜くことでクナイに武器化する優れものである。


クナイの大きさと形状は、引き抜いたファーの量に応じて変化する。
武器化は数時間程度で解除され、解除と同時に塵となってしまう。

 


 

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彼の名はウォーレン・トレイシー。30歳。


敏腕の捜査官で、今回新たにフォクシーレディの専任となった。


部下達からの人望は厚いがいわゆる仕事バカであり、それが原因で既にバツイチである。子どもはいない。


その腕で何度もフォクシーレディを追い詰めるも、最後はいつも彼女の知略に出し抜かれてしまう。


フォクシーレディの義賊行為による市民の恩恵の深さは感じているし、
別件で追っていた事件を彼女が間接的に解決へ手助けしてくれた事もあり、彼女に対して一定の評価はしているが、その真面目さ故にどこまでいっても盗賊行為には違いないとして頑として姿勢は崩さない。


彼女からは刑事さんと呼ばれている。


共闘した際にフォクシーレディの命の危機を救ったことがあり、以来彼女の態度が少々変って困惑している。
次第に個人的な感情も芽生えるが、あくまで不即不離な関係を保とうとしている。


シルヴィアとしては、年上の男性であるウォーレンに対して、行方不明の父親の面影感じてしまうのかもしれない。

 

 

 

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彼はフォクシー・レディにおけるにおけるヴィランの総元締め、コーザ・“ブラックハート”・モル。


どこからともなく街に現れ、悪徳な金持ち達を、市民の生活を省みぬ“マネーゲーム”に誘い込む男。


性格は自分曰くほとんど最悪。服の趣味も良くない。


かなりの女好きで、やたらとはべらせたい願望があるらしく、フォクシーレディにも興味がありやたらと口説こうとするが、自分以外の生き物に対しての興味や愛情は一定以上は全く持っていないらしい。


故に彼の『経営』にはプライドも仁義も慈悲もなく、様々なタブーや裏社会のご法度さえも無視している為、一般市民にとどまらず、マフィアンソサエティさえも彼には混乱している。


ゲームはあくまで趣味の一環であるらしく、彼には金銭的価値とはまた領域を逸した独自の野望があるようだ。


あだ名であるブラックハートは彼の目のクマの形やその心無い行動から名付けられた。

 

 


 

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彼女の名はヴィクシー・ベラドンナ。ブラックハートの相棒であり、彼専属の殺し屋兼護衛人。
通称ギンギツネのヴィクシー。


フォクシーレディ以上にきわどく、そしてどこか酷似したコスチュームを身に纏う。


物静かではあるが、殺し屋の癖におしゃべりではある。しかしその能力の高さは一品。


彼女も何故かイカリを体得しており、その技術の高さはフォクシーレディ以上とも。
また、フォクシーレディのコゲツに酷似した可変ダガー、『ソルコ』を使う。


スーツもフォクシーレディ同様イカリの技術が使われており、ファーの部分はやはり同じようにして武器化する。


ブラックハートと共通の目的があるらしいが、共に生まれなどのプロフィールは全くの謎で、シャーウッド家だけが受け継いできた特殊技能を彼女が何故持っているのかも謎である。


フォクシーレディの事を気に入っており、やたらと絡みたがる節がある。
常に自分の方が一枚上手であるという意識があるらしく、フォクシーレディをからかうのが楽しいらしい。


フォクシーレディと最も異なるところは、彼女が意識的に自分のスタイルの良さをも率先して武器とするところである。ブラックハートいわく、「いかなる男もあの女には敵わない。」


        

 


 

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次回、ヒーロー紹介第三回の更新はこのヒーローだ!
ほどほどにお楽しみにね!



 

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ヒーローファイル第一回の紹介は、自作の特性パワードスーツを着込んで戦う鋼のヒーロースーパーニャン。


スーパーニャンはヒーローコミック黎明期に登場したヒーローで、
たまたまだが、犬の主人公が多かったこのジャンル初の猫のヒーローであり、
また、当時の主力であり今も定番である、生来の肉体パワー型ではない初めてのヒーローでもあった。


主人公スーパーニャンに変身するのは、トム・スタントという名の発明家の青年。
大学生でもあり、あまり家が裕福でなく、優秀だが典型的な苦学生。


その上賑やかな付き合いが苦手であり、友達は多めに見積もっても少ない方である。




彼は身体の不自由な人の為の、コンパクトで万能な補助器具全般を開発しており、
それは既に素晴らしい性能を持っていたが、扱いにはかなり絶妙なコツが必要で、少々扱いを間違えると、
無駄な程にまでパワフルな力を発揮してしまうという致命的な難点があった。


皮肉にも、彼の発明した補助器具はどれも、発明した彼同様、コミュニケーションが苦手だったのだ。
彼の家はどんどんボロになるが、バイトのお金は学費と機械の試作開発費で手一杯であった。




そんなある日、彼は目の見えない人のための空間把握補助機のテストをしていた。


それは視覚を取り戻す、または呼び覚ますという事を補助器具で実現することが、現段階の彼の技術では困難である、
というところから端を発した『空間把握補助』というコンセプトの一種のレーダーであったが、


それは既に視覚で捕らえる以上に『物を把握出来る』優れた機能に達していた。


ただその分情報量は多く、それには少々慣れが必要であり、
かなり重いので小型化も必要だし、起動にも時間がかかり、脱着も面倒だった。


さて、まさにそのテスト中の事である。


突然彼の家は停電に見舞われた。既に日は暮れ、辺りは真っ暗だった。


しかし、彼は装着している補助機が起動し始めたおかげで、よく『見え』始めていた。
しかし彼はある異変に気付く。
隣の部屋で、棚を漁る者が『見えた』のである。


ドロボウに気付いたトムは一目散に部屋へ向かう。ドロボウは逃げる。


それを追うが、器具が重く、起動の途中であったために思うように走れない。
部屋の中を逃げるドロボウを追ううちに、彼はその辺に放っておいた、『コミュニケーション不全な腕力や脚力、背筋力の補助機』を偶々次々と装着していく。


アンバランスなパワーは徐々に安定し、空間把握補助機は遂に完全に起動した。


外で待機させていた仲間と共に車で逃げるドロボウを走って追いかけ、そのパワーを持ってお縄に付ける事になる。




少々説明が既に長くなってしまったが、これが彼のヒーロー活動の発端だ。


その後彼は補助器具たちを統合し、全身のパワードスーツとして、ヒーロー活動用に仕上げることになる。




彼は視覚以上の感覚を持って、強化された基礎体術と、装備した武器を用いて悪と戦う。
装備する武器は基本的に打撃用武器と刃物に限られており、飛び道具は左手首から射出される捕獲用ネットのみである。


背中のマントはいくつかの形に変形をする代物で、グライダーにも盾にもなり、そして時には大きな爪状の武器にもなる。




彼のスーツデザインは、彼自身が異国の古来の鎧を参考にしている設定で、本来彼の胸や膝のマークは、『どんな矢や刀も受け流す』という意味のまじないの模様からとられているが、活躍する彼を見た人々に『スーパー』の頭文字だろうと思われ、そこからスーパーニャンと名付けられた経緯がある。


彼の鎧の防御力にも限界はあり、初期の強盗などの一般的悪役を相手にしていた頃は無敵を誇っていたが、あるヴィランの登場から、戦闘による損傷が目立つ用になる。


その度スーツのデザインと機能は少しずつ変化しており、一方でそれに伴い、生活はどんどん追い詰められていった。

 


 

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彼女の名はヘレン。トムが想いを寄せる女性であり、勿論本作のヒロインである。


彼女は生まれながらの全盲であり、彼女の存在こそが、トムの様々な補助器具、特に空間把握補助機の開発に駆り立てたのだ。


トムはヒーロー活動とともに、彼女の為に空間把握補助機の小型化、性能の向上に熱意を注いでいる。


ヘレンはトムの数少ない理解者であり、また彼女も彼を大切に思っているが、二人ともマイペースなのだった。

 


 

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彼はスーパーニャンにおける代表的なヴィラン(悪役)、黒羊のタイレル。


元々は街を護る警備隊専属の技術開発者で、隊員の安全を守る為の装備を開発していた。


しかし、スーパーニャンの登場と時を同じくする頃から、彼の発明品の『攻撃力』はどんどん過剰なものとなり、チームの忠告を無視し続け、自衛を遥かに超えた開発を続けようとした。


その為に彼は警備隊から外されてしまうが、その時に一つ事件を起こし、それにより投獄されるが、
後に外部からの助けにより脱獄し、以後裏社会を相手に闇の商人として暗躍する。


もはや兵器としか言いようのない開発に心奪われており、
次第にそれを常に上回って見せるスーパーニャンに対して強い敵対心を抱く。
本人は無意識だが、自分と対極に、街に支持される彼が妬ましいのもあるのだろう。


自らが姿を見せることは数少ないが、時折スーパーニャンと対峙する時は必ず真っ黒なガスマスクを着用している。


彼は悪人達及びメディアに、ドクトルBというあだ名で呼ばれている。

 

 

 

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彼の名前はロイ。トムと同じ大学に通っており、トムの親友でもある。


目元の色っぽい美形青年(一応ね)であり、トムと対照的に交友関係は広く、女性にもモテる。
しかし昔から彼は病弱で、それ故に唯一の家族である父親に愛されていないというコンプレックスがある。


そしてその父というのが、何を隠そう現在行方不明にして、ドクトルBの正体、タイレル博士なのだ。

 


 

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通称デンキヒツジ。正式名称はベヒーモス。


タイレル博士=ドクトルBの傑作にして、スーパーニャンにとって最大の強敵。


黒い装甲を持ち、やはり人が装着するという点でスーパーニャンに似ているが、
スーパーニャンが『自身を強化する鎧』であるのに対し、デンキヒツジは『着る戦車』であるというところが大きく異なる。


全長はスーパーニャンの背の三倍以上は裕にあり、
凄まじいパワーと、見た目からは想像も出来ない機動力を持っている。


また、スーパーニャンと違い重火器の装備も充実しており、
更にはツノ、顔、背中、腕に搭載された特殊兵器が強力で、電気のような、実体を持たない物理的破壊エネルギーを発生させ、撃ち出したりすることが出来る。


スーパーニャンとの死闘を重ねるごとにその装備は充実し、
当初は起動回数に限界のあった特殊兵器も、どんどんタフになっていく。


スーパーニャンを倒すことを目的に作られているが、
かなりの技術と独特のコツが操作に必要であり、自在に操れるパイロットは限られていた。


試作段階で第三者にパイロットをやらせたが上手く操作できずにスーパーニャンに負け、
博士自らが乗り込んだ事もあったが、年齢的な限界があり、少々無理があった。


最終的にこのデンキヒツジのパイロットになったのは博士の実の息子ロイである。


再び姿を現した父を前に、ロイは善悪の線引き以上に父の愛を獲得する為にパイロットとなり、血の滲む努力の末にデンキヒツジを自在に操れる唯一の者となった。


父の念願であるスーパーニャン討伐の為、デンキヒツジとなったロイは街を襲撃する。


スーパーニャンとデンキヒツジは数々の戦いをすることになるが、二人はお互いにお互いの正体を知らない。

 


 

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次回、ヒーロー紹介第二回の更新はこのヒーローだ!
ほどほどにお楽しみにね!


 

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こんにちわ。私の名前はくろひよこ(当分3さい)。
我々の世界にある『ひよこ産業』という会社の宣伝部に所属しております。


さて自己紹介は手短にして、今回こうしてこの場を借りたのは、
来月中、不定期更新のコーナー記事をここへ載せるという事をお知らせするためです。


題してヒーローズファイル。


ええ、解ってますよ。
これはひよこ産業広報部が勝手につけたタイトルで、本当にセンスがなくて困ります。
あのヘボ野郎のタンカスどもが。企画名決定会議に何時間もかけて何やってんだよクソ。てめえらの頭とやる気じゃ何時間かけても無駄なんだよ。こんなんだったら最初からこっちに任せろってんだ。本当に無駄な事し腐りやがって。どこまでいってもあのドクソボケナスどもといったらま(以下略)


皆様人類の世界にも、いわゆる『ヒーローもの』、というジャンルがあるらしいですね。


私が不勉強なので恐縮ですが、


こうもり男だの、鉄板男だの、蜘蛛男だの、地獄童子だの、アンパン男だの、


様々なヒーローもの作品が存在すると伺っています。
ヒーローものは色々な形で、時代を越えて愛されるジャンルの一つですね。


そんな王道ジャンルのヒーローものですが、
勿論我々の世界にも、数多くのヒーローものの漫画や映画といった作品があります。


そんな訳で、お察しの通りこのコーナーでは私くろひよこが、
我々の世界で愛されているヒーローたちを、
ほんの一部ですが、設定やサブキャラ、ヴィランをまじえて、数回にわたってご紹介したいと思っております。


ではでは前置きはこのくらいで。
紹介は次回更新からとなります。


繰り返しになりますが、このコーナーは不定期更新です。


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次回、ヒーロー紹介第一回の更新はこのヒーローだ!
ほどほどにお楽しみにね!

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