スキャナーズを観ました(どーん)。 まず言うと、べろんべろん度が高いという噂は聞いていたけれど、「そこ」はそうでもなかったです。んで、面白かった!!!
んで、怖いです。怖さはなんていうか、リアルな怖さです。映像の雰囲気と、ハワード・ショア(ロード・オブ・ザ・リング三部作の作曲をしたお方)の音楽がかなり効いてました。常にじわじわ不協和音があり、見る側に不安感を与えてました。ある意味、音の怖さの力はかなりあったと思います。
公開されたのは20年以上前です。CG技術もなかった時代なので、今風の派手な演出は少ないです。特殊メイクの時代。その辺が、最近の『派手映画大好き』さんには地味かもしれません。
ジャンルはホラーですかね?簡単にいえば超能力者ものです。オリジナルを観る機会はなかなかないと思いますが、その内リメイクされるという噂なのでネタばれしない程度に紹介します。
『スキャナーズ』という題にあるスキャナーとは、他人の神経系統にリンクし、その人の心を読み取ったり、心拍数などを操作し肉体に変化をもたらせたり発火させたりする一種テレパシー能力を持った超能力者のことです。
そのリンクすることを「走査(スキャン)」ということから、彼らはスキャナーズと呼ばれます。
簡単な構図をいえば、世界の転覆を狙う強力な力を持ったスキャナーであるレボックを、主人公のカロメル(スキャナー)がその阻止の為彼を破壊しようとするお話です(実際はもっと複雑ですよ)。そのレボックに近づくためのスパイ活動をするうちに、スキャナー誕生の秘密も明らかになっていくという。
レボック役の人がすげえ怖いキャラです。迫力あります。主演の人も言ってしまえば地味ですが、そこにリアリティがあって僕は好きです。でも目力あるよ!だってスキャナーですもの!
興味を持たれた方は、ちっと近所のビデオレンタル探してみては。なかった場合、そこまで熱意がなければ諦めた方がいいです 笑。なかなかないから。あと、出来は保障できないけどリメイクが公開されたらそれ観るとか。
DVDも、多分レンタルはないんじゃないですかね。売ってるDVDはスキャナーズ2・3(クソらしい)とセットのボックスしかないです。
そうそう、このスキャナーズ。実は5まであるらしいんですが(笑)、他は全部駄目みたいです。
でもスキャナーズは面白かったです。スキャンシーンは観てる側も力が入ります 笑。
ラストは色んな意味でショック!
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