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一応日記的なもの

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とりあえずページ更新は出来てませんが前回の記事でMANGUM2は更新し終えたのでこれからはいつも通りに。


第二十二回はいきなりの海外産。前に書いたように最近このコーナーに更新してる妖怪絵は課題で作ったタバコに付けた絵で、タバコに関する台詞を作ったうえで、その台詞に合った妖怪を配して描いたものなんでこういう事に。


さてグレムリンは某映画で有名ですが、別に水に浸けると増殖したりとかはしません。といっても実を言うとまだ映画の観てないんだよねそういや。


グレムリンはご存知の通り、飛行機に悪戯をする妖怪で、計器を狂わせたり、ガソリンを飲んじゃったり、機体に穴を開けたりしてしまう困った子です。
一般家庭にも出没する事もあるらしく、言い直すと『飛行機に』というより、『機械に悪戯する』という性格付けのようです。


もしそうだとすれば、学校の課題でヤバイ時に限っておかしくなったパソコンや、同じく忙しい時にプリンターがいかれたのも、最近ビルダーがおかしいのも…?…なんだよコイツ、めちゃくちゃ憎いな!!笑


20世紀に入ってから登場する妖怪なので歴史は浅く、位置的には都市伝説とか学校の七不思議の花子さんとか口裂け女的な、なんかパイロットの間で広まった『噂』の中の存在です。


好物もお菓子で、チューインガムとかアメが好きらしく、北米だと航空機の部品を納入する時に飴玉を一緒に入れておいて、アメあげるから悪戯しないでねというお呪いをするんだとか。



見た目はウサギみたいだとか色々あるらしいです。


ちなみにグレムリンは飛行機に悪戯をしますが、墜落させる気はないというのが一般的らしいです。流石は確率的に最も事故の少ない乗り物。


名前の由来はなんなんでしょうね。語感的になんかグリム兄弟に関係があるんでしょうか。噂の発生源にもよるけど、謎の故障に名前を付けた経緯って結構気になります。
それこそもっと昔ならそういう感性も珍しくないんですが、20世紀初頭ですからね。しかも出自が飛行機からですから。まあつっても今から考えると結構昔ですからね。今だときっとやれ宇宙人の仕業だのオカルトな面が強くなってファンタジー性を失いそうですが。


なんていうか人間はどんどん真面目に成り過ぎてて、昔以上に二極化しちゃってますよね。子どもの頃は幽霊のお友達はファンタジーかもしくは自分と変わらない存在ですが、大人になると幽霊のお友達は完全にオカルトでしかない。その構図が人の成長の中だけでなくて人間の傾向としての全体の構図にもなってしまっている気がします。別にそれが悪いという気はないけど。


話が逸れました。


これはさっき自分のパソコンやプリンターの異常もグレムリンの仕業か?って書いた時に感じたんですが、もしかしたらこれは、原因の分からない事はいっそ妖精のせいにして気楽に考えようっていう精神から来てるんじゃないでしょうか。


なんていうか、その方が仕方ないなという気持ちになるというか、イライラが緩和される気がしました。
例えばそれは、趣味で育てた木の実が食べごろに熟れて、ではではと収穫しようとした頃には、一番美味しいのは真っ先に無くなってしまっていて、その掻っ攫って行った犯人は小鳥でした。となると、じゃあしょうがないよねってなるみたいな。


精神衛生上、何か行き場のないちょっとしたイライラを妖精、妖怪のせいにするってのはいいのかも 笑。

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