結局暑いですね。今まで涼しかったのは単に曇っていたからってだけかー。クソっ。もう9月なのに…。
ABOUTの『観たいのに観れないでいる』映画が、スキャナーズだったのですが観たので、「バンデットQ」に更新しました (細かい)。
バンデットQはテリー・ギリアム監督の映画です。これまた古くてなかなかない…。しかし観たいッ!
ギリアム監督映画はイマジネーションが凄いです。ただ映像の迫力で「どうだ!金かかってんだろ!!」っていうスカスカな映画とは訳が違いますよ。もっとも、最近ギリアムくんが撮ったブラザーグリムはうんちでしたが。
ギリアム監督作品のオススメは12モンキーズ。一番まとまってていいです。音楽もメインテーマが凄くかっこいい。何度も観ると、脚本の練り込み具合がまた発見でき、おおー!と感心しました。これはDVDもレンタルあります。僕は気に入って買いました 笑。
ただもしかしたら、ついていけない人はついてけないのかも。友人三人に薦めたところ、一人は眠くなっちゃったみたいで。その理由はわからなくはないです。結構序盤から難解な雰囲気ですからね。でもそこは最後まで観てほしいですね!僕は大好き。
あ、因みに主演はブルース・ウィリス。ブラピも出てて、これまたクレイジーないい役ですよ。必見 笑。
フィッシャーキングもいいですよ。暖かい話です。ロビン・ウィリアムズはやっぱいいねー!オススメ!
そして、ギリアムワールドにドップリハマッた方には「未来世紀ブラジル」をオススメします。DVDもレンタル割とありますよ。とにかく凄いヴィジュアル。ただついていけない人には全くムリだろうな 笑。
ストーリーもなんて説明すれば良いやら。情報管理社会の風刺といいますか、なんといいますか…。全体的にイっちゃってるユーモアがあり、不条理さっていう面でカフカの小説的な部分も…ある気がします。
面白いですよ!いや、ついてける人には 笑。だから12モンキーズ程「観なさい!!」と言えない 笑。
因みにクライマックスは悪夢です。いや、グロは無しでですよ。グロ無しで悪夢です。ホント怖い。リオのカーニバルの曲、あるじゃないですか。あれの使い方が巧すぎて、僕はあの曲聴くと未来世紀ブラジルのラストを想起してしまうようになり、もう怖い曲に聞こえるようになりました 笑。しかしある意味幸福なラストなのかなあ。考えさせる。
ギリアム監督は映画において既存の音楽をホント効果的に使う監督です。上記の通りブラジルではリオのカーニバルの曲。12モンキーズではかのルイ・アームストロングの名曲「WHAT A WONDERFUL WORLD」が印象的・効果的に使われてます(12モンキーズは他にもいい曲の使い方してますよ)。
ちょっと興味がわいたら暇な時にでも観て欲しいです。
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