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一応日記的なもの

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ミスティークなポン子とエマ・フロストなコン子。
下のひよこは若き日のピヨフェッサーXと若き日のマグニーピヨです。


なんかこう、時期逸しすぎてて感想文書くテンションが低めです。
XMENの映画はこれで5作目になりますが、個人的に一番好きでした。

それだけに公開もとっくに終わり、DVDもとっくに発売してから感想書いてるのがなんともね。映画館へ二回も観に行ったのに!

映画版XMENは ファーストジェネレーション 1 2 3 の順番で好きです。
3は既にお祭り状態で微妙ですが、一応ね。

※ウルヴァリン主人公のスピンオフ映画は観たけどほとんど覚えてない。


今作が非常に良かったのは、XMENの根底にあるテーマというかバックグラウンドが、最初から最後までぶれずに、ちゃんと物語の真ん中にあった事でした。

しかもそれでいて、ちゃんとコミック映画の範疇に収めてる!


123はどうしても物語的なクライマックスの展開(言い換えればコミック的なクライマックス)に走ってしまいガチだったので。(別にそれはそれで問題ないとは思うけれど。)

時代が遡り主人公がチャールズとエリックになった事がそれを可能にしたとも言えるかも。

二人の単純な(厳密には単純ではないけれど)対立構図である前作達より、二人が同じ立ち位置にいた方が、XMENシリーズの「含むもの」が活きるというか。

前作でもアイスマンとパイロの構図はあったけれど、主軸じゃない分物足りなかったし。(パイロは家族と過去なんかあったっぽい描写が2であるように思うんだけど、その後ノータッチ。)


チャールズとエリックの関係はそのままレイヴンとハンクの関係にも重なっていて、それも良かったです。

XMEN1で怪物的容姿のミュータントが悪役にしかいない事に勿体無いと思い、2でナイトクロウラーが出てきてこれは今後も色々メインで出来そうだ!と思ったら3で降板とか(3のビーストは、ね…)、個人的には非常に勿体無いと思ってた事を、今作のハンクとレイヴンはやってくれたと思います。


チャールズの凄すぎるテレパス能力は脚本に良い影響を与えてると思います 笑。
ライター的に超絶便利な能力だった事でせう。

特にエリックがチャールズのもとで能力の訓練をするシーン。何度観ても涙ぐみます。エリック役の俳優さんの演技がまたとても素晴らしい。

なんでも、エリック役のキャスティングに関しては、配給と監督とで少しもめたそうで、配給曰く

「役の年齢に対して俳優の歳がくいすぎ。」

しかし監督は、

「エリックの、ホロコーストの生き残りというバックボーンを考えると、この陰は若い俳優には演じれない(説得力を持たせられない、だったっけな?)」

と、妥協しなかったそうな。流石だぜ。


話が逸れた。


でまあ、あのシーンを踏まえて今までのXMENシリーズのマグニートーのかっちぶーシーンを見ると、今までとは違った熱いものを感じます。

同シーンのチャールズの涙もまた良いね。〈※ネタバレ反転文字〉子ども時代、継母にココアも作ってもらえた事のないチャールズにとって、エリックの唯一の、最も幸せな思い出である、母との思い出に触れた事に対する涙。シンプルだけれど、ホントこのシーン良いです。


若きエリックの主人公像も良かったね。藤崎竜版封神演義の太公望を思いだしたよ。
『強いからみんなのリーダー』ではなく、『どこかで皆の心を支えているからリーダー』のタイプ。


キックアスもそうだったけれど、結構カッコイイカットが沢山あったね。ショウとアザゼルとリップタイドの襲撃シーンかっちぶーだった。特に中庭のアザゼルのポージングが。2のナイトクロウラーといい、テレポーターのアクションシーンは実にカッコイイね。

メイキングでアザゼル役の人がノーメイクだと随分歳言ってる人で驚いた。

メイキングで驚いたといえば、後半のバンシーとエンジェルの空中戦、アレホントに海上で吊って撮影してんだね。びっくらこいたです。

ケビン・ベーコン悪役良かったね。能力が強すぎ 笑。ケビン・ベーコンつうと、モンスターパニックの名作「トレマーズ」が真っ先に浮かんじまいます。そういえば「スーパー!」も観たかった。


相変わらずマグニートーヘルメットは色んな人にださいださい言われちゃうね 笑。

とまあ、XMENファーストジェネレーション感想はこのくらいで。エリックのコインを壁というかショウの似顔絵にグサーするシーンで、ヒットガール思い出した人は多そうだ。

あ、最後に。モイラ役の人、スコット・ピルグリムの妹役の人だね。最初役どころが違いすぎて気付かなかった!



モンスターズ地球外生命体も観ました。

第9地区っぽいのを想像して観に行ったのですが、メインはラブロマンスでした。シチュエーションが特殊だけれどね。

ツイッターでも書きましたが、『モンスター』の危機に晒されるメキシコに、福島の現状がダブって見えました。そして同じ風に思った人が多そうです。ここで僕の言う『モンスター』ってのは、勿論怪獣だけの事を言ってる訳じゃあありません。撮り方が非常に上手で、ラストも良かったです。


なんでも、モンスターズの監督がハリウッド版新ゴジラを撮るそうですが、もしそのシナリオか主題が初代ゴジラに準じた内容になるなら適任な気がします。観てみたい。

ただ、オリジナルタイトルで新作撮ってほしい気もしますが。

因みに都心では一館でしかやっていなかった上に、スクリーンの大きさが『デカイテレビより少し小さい』くらいでびっくりしました 笑。



不思議惑星キン・ザ・ザも観に行きました。

ソ連時代のカルト映画で、友達に教えてもらって以来ずっと気になっていたのですが、今年とある映画館で上映するとの情報を得、行って来ました。

なかなか素晴らしいトリップ映画でした。意外にまとまってるというか、ちゃんとした映画だったです 笑。

独特の空気感・美術で、好きな人にはたまらない感じ。もっと観ていたかった。つうかもっかい、いや、出来れば定期的に観たい。



ヤン・シュヴァンクマイエル監督の新作サヴァイビングライフも観ました。

こちらも予想と違った映画というか、相変わらずエログロというかグロエロのシュヴァンクマイエル牛タンワールドなんですが、一方でとてもまともな映画でした 笑。

張った伏線・ビジュアルもいちいち回収されるし。
多分、フロイトだのユングだのの夢分析知識があればもっと『解る』のかも。

ラストシーンは結構切ないです。不覚にもぐっときた。
そしてその最後のお風呂遊泳シーンでは、「嗚呼、これは観客も目をつむってフェードアウトするんだネ…」と伝わってきて。

初めてだな、シュヴァンクマイエル映画で監督と完全な意思疎通出来たの 笑。


シュヴァンクマイエル感はそういう意味で薄いものの、結構映画として面白かったです。





そんな訳でモールスとカンフーパンダ2は見逃しました。観たかったなあ。

近々ホラー映画を2本観に行く予定です。
猿の惑星ジェネシス辺りも観たい。そしてそろそろランゴもよーやく日本公開!また観たい映画がどんどん封切られそうです。楽しいね。


よーし、 生きるぞ ! !





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