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一応日記的なもの

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第二十四回は知名度的にはメジャーな妖怪、ぬらりひょんです。


妖怪の総大将などと呼ばれ、随分デカイ肩書きなぬらりひょんですが、上に書いた通り知名度的にはメジャーですが、その実態に関してはマイナーな妖怪です。


ぬらりひょんは山に住まう妖怪で、夕方頃にふらりと現れては勝手に家に上がりこみ、皆の気付かぬ内に茶を飲んだり、家の主の煙管をふかして帰るという妖怪です。
商人風の着物を着ていて、人間の心の隙をついて現れるので、多くの人はその存在に気付けないというのです。


果たしていつから妖怪の総大将なんて呼ばれているのか分からないんですが、この、『掴めない雰囲気』が、妖しくて怪しい妖怪の中で総大将クラスって事なんでしょう。


確かに、どこだって本当の総大将ってのは、そうそう目に見える場所には現れないモンですからね。それも妖怪のとなると、こんな感じなんでしょう。きっとぬらりひょんは人間の歴史に出てこん所で忙しいんです…と、ぬらりひょんの為に言ってみます。


ちなみに、ぬらりひょんという名の妖怪には、海坊主の一種であるものもいるといいます。それは海上に丸くてスベスベな坊主頭をぷっかりと出し、それを捕まえようとする人間をからかうというものです。


どっちにしろなんとも掴めない妖怪であることは変わりありませんね。大体名前からしてそんなだもんね。
こっちの海のぬらりひょんに関しては、蛸なんじゃないかとか思えるので、絵のぬらりひょんはどちらのイメージも総合してタコ柄です。
結構こういう生き物の見間違い妖怪、もしくは珍しい生き物を妖怪扱いしてるってのもよくあるみたいです。


例えば、西洋には『海の司教』という妖怪がいるのですが、これはダイオウイカなのではっていう話があります。確かにイカの頭巾部分は司教帽に似てますからね。あんなにデカイイカがいるって意識が無い状態でそれが大洋でいきなり現れたらそりゃモンスターですよね。いや、そうじゃなくても十分モンスターだよね。海怖い。


他にも、時々妖怪を調べていると、これって今いないだけで絶滅動物なんじゃないか?って思うのもチラホラ。
因みに「empty head」でチラッと出しておいてなんですが、ツチノコの正体は太ったキジトラ柄の猫だったんじゃあないかと勝手に思っています 笑。


話がちょいと逸れました。ぬらりひょんはその肩書きもありますが、そのインパクトの凄い容姿が、地味な特徴に対してメジャーな知名度に押し上げているんじゃあないでしょうか。


この絵は一応タバコにちょいと入る挿絵ってのが前提だったので描き込まずグロくならないようにしましたが、本来ならもっとぬらりひょんな顔に描きたかった 笑。


ぬらりひょんは色んな人が描いていますが、個人的にベストオブぬらりひょんは、河鍋暁斎という人の描いたぬらりひょんです。超こええよ!そしてカッコイイんだこれが。


河鍋暁斎の描く妖怪は動物もそれ以外も禍々しくてカッコイイです。多分調べれば直ぐに出ると思いますが、この方は結構グロイ絵も描いていた人です。


妖怪絵は他には北斎や国芳あたりが描いたものも好きです。石燕も好きですが、それはどちらかって言うと図鑑的な意味で。暁斎、北斎、国芳の妖怪画はすげーカッコイイです。僕はあんまり芸術が解る知識人ではないのでアレなのですが、単純にカッコイイんです。まあ妖怪画に限らずなんですけどね。


このカッコイイ感覚は今の漫画的というか、よくあるゲームのキャラクターなどばーっとした派手な感じというか…何か共通の雰囲気というのがある気がします。仏像なんてのはそのままロボットとか格闘ゲームのキャラクターになれそうな勢いだもんね。


こういう大衆的な文化面は本当に昔も今も根底はずっと変わらずにあるんだなあと思います。


それは笑いであったり、アクションであったり、恋愛であったり、歌であったり、カッコ良さであったり、可愛さであったり、色気であったり、ポルノであったり、暴力であったり、残酷描写であったり、ミステリーであったり、占いであったり…


人間の欲しがるものってのは変わらないんですね。なんだか大分話がズレタ。

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第二十三回はほんのりマイナーな百々目鬼。←で『トドメキ』と読みます。


同じ百々目鬼にも色々いるのですが、一般的には腕の長い女の妖怪で、とても手癖が悪く、その長い腕を使ってスリをします。


ただ、それでは普通に腕の長い女のスリ師なわけだけど、百々目鬼の場合、盗んだ銭がその長い腕に張り付き、鳥の目と化すのです。なので、女の腕には無数の鳥の目玉が付いているわけで。リアルに想像するとなかなか禍々しいビジュアルですね。


これは、昔の銭というのは穴が中央に空いていて、鳥の目のようであることから『鳥目』と呼ばれていたことからきているようです。


別バージョンの百々目鬼は、全身に針のような毛の生えた大きな鬼で、やはり両腕に無数の目玉がついているというもの。こちらにまつわる話はどっかでかじり読みした程度で大して知らないのですが、宇都宮に現れた鬼で、その鬼が現れ、懲らしめられた土地に、今でも『百々目鬼通り』という地名で残っているとか。


関連性は謎ですが、漢字は違えど『トドメキ』という名の地名は各地に残っているそうです。


腕に、手に目が、という妖怪で有名どころといえば、ある夜盗賊に切り殺された罪もない盲目の男の怨みの念から生まれた『手の目』という妖怪もいます。


復讐の対象である盗賊を手探りででも探すという執念がそのまま形になったとでもいうのか、目玉の付いた手の平を持つ姿をしており、夜な夜な徘徊しては怨み晴らさんとしている妖怪です。


なかなか怖い姿です。ギレルモ監督のパンズラビリンスに、これの影響というか、これを参考にしたのかな?という恐ろしいキャラクターペイルマンが出てきますが、確かに現実にお目にかかりたくない妖怪です。


特にペイルマンは、ギレルモ監督がこの映画辺りから使い始めた、「着ぐるみと比較的簡単な人間のパーツをデジタル処理で消して、人離れしたシルエットのキャラクターを作り出す」技術の、効果的にそれが利いていたデザインでした。あの、ありえない脚の細さ、めっちゃくちゃ怖いです。映画館で見る前にバストアップのペイルマンの写真は見てたけど、実際全身が出た時はリアルに鳥肌立ちました 笑。完全に全部CGで作られたキャラには出せないヤバイ存在感がありました。


凄く話が逸れました。


因みにもう一つ。この、手の平に目玉というビジュアル、某少年誌で漫画化された中国の三大怪奇小説(?)の一つ封神演義というのに登場する楊任という仙人が、眼孔から手が伸びていて、その手の平に目玉が付いているのですが、この『手の平に目』というのには何か宗教的な意味とかもあるんでしょうか。


漫画版封神演義は原作との違いが結構ありますが、楊任も、漫画版では例の目は植えつけられた宝貝となってましたが、確か原作は特にそういうことではなかったと記憶してます。


原作では火眼金星術(漢字の記憶あやふや。多分間違ってる 笑)とか、眼で様々な術を使う仙人でした。


また微妙に話しが逸れましたが、『手の平に目』の意味というか、ルーツには結構昔から興味があります。何か知ってる人がおられたら教えてほしいです。

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とりあえずページ更新は出来てませんが前回の記事でMANGUM2は更新し終えたのでこれからはいつも通りに。


第二十二回はいきなりの海外産。前に書いたように最近このコーナーに更新してる妖怪絵は課題で作ったタバコに付けた絵で、タバコに関する台詞を作ったうえで、その台詞に合った妖怪を配して描いたものなんでこういう事に。


さてグレムリンは某映画で有名ですが、別に水に浸けると増殖したりとかはしません。といっても実を言うとまだ映画の観てないんだよねそういや。


グレムリンはご存知の通り、飛行機に悪戯をする妖怪で、計器を狂わせたり、ガソリンを飲んじゃったり、機体に穴を開けたりしてしまう困った子です。
一般家庭にも出没する事もあるらしく、言い直すと『飛行機に』というより、『機械に悪戯する』という性格付けのようです。


もしそうだとすれば、学校の課題でヤバイ時に限っておかしくなったパソコンや、同じく忙しい時にプリンターがいかれたのも、最近ビルダーがおかしいのも…?…なんだよコイツ、めちゃくちゃ憎いな!!笑


20世紀に入ってから登場する妖怪なので歴史は浅く、位置的には都市伝説とか学校の七不思議の花子さんとか口裂け女的な、なんかパイロットの間で広まった『噂』の中の存在です。


好物もお菓子で、チューインガムとかアメが好きらしく、北米だと航空機の部品を納入する時に飴玉を一緒に入れておいて、アメあげるから悪戯しないでねというお呪いをするんだとか。



見た目はウサギみたいだとか色々あるらしいです。


ちなみにグレムリンは飛行機に悪戯をしますが、墜落させる気はないというのが一般的らしいです。流石は確率的に最も事故の少ない乗り物。


名前の由来はなんなんでしょうね。語感的になんかグリム兄弟に関係があるんでしょうか。噂の発生源にもよるけど、謎の故障に名前を付けた経緯って結構気になります。
それこそもっと昔ならそういう感性も珍しくないんですが、20世紀初頭ですからね。しかも出自が飛行機からですから。まあつっても今から考えると結構昔ですからね。今だときっとやれ宇宙人の仕業だのオカルトな面が強くなってファンタジー性を失いそうですが。


なんていうか人間はどんどん真面目に成り過ぎてて、昔以上に二極化しちゃってますよね。子どもの頃は幽霊のお友達はファンタジーかもしくは自分と変わらない存在ですが、大人になると幽霊のお友達は完全にオカルトでしかない。その構図が人の成長の中だけでなくて人間の傾向としての全体の構図にもなってしまっている気がします。別にそれが悪いという気はないけど。


話が逸れました。


これはさっき自分のパソコンやプリンターの異常もグレムリンの仕業か?って書いた時に感じたんですが、もしかしたらこれは、原因の分からない事はいっそ妖精のせいにして気楽に考えようっていう精神から来てるんじゃないでしょうか。


なんていうか、その方が仕方ないなという気持ちになるというか、イライラが緩和される気がしました。
例えばそれは、趣味で育てた木の実が食べごろに熟れて、ではではと収穫しようとした頃には、一番美味しいのは真っ先に無くなってしまっていて、その掻っ攫って行った犯人は小鳥でした。となると、じゃあしょうがないよねってなるみたいな。


精神衛生上、何か行き場のないちょっとしたイライラを妖精、妖怪のせいにするってのはいいのかも 笑。

MANGUM シーズン2


2-1
 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 2-7 2-8 2-9


2-10 2-11 2-12 2-13 2-14 2-15 2-16 2-17 2-18


2-19 2-20 2-21 2-22 2-23 2-24 2-25 2-26 2-27


どうもまだビルダーの調子が悪いままでページの更新が出来なかったので、昨日一昨日更新できなかった分と合わせて、シーズン2を全部ここで読めるようにしました。


↑の数字をクリックするとそのチャプターに飛べます。因みに2-16の画像がデカイのは保存する時ミスったからです。メンドイので直しません。


とりあえずシーズン2はここまでとなり、続きは3となります。またその内暇をぬってはちょこちょこ描くと思うので、その時までお楽しみに。お楽しみに?笑


なんだかシーズン1より内容が薄いというか、キャラクターを増やしたら思いのほか考えてた話が進みませんでした。なんか基本的にババルスに終始でしたね。予定だとスルミはもうちょっと出番があって、もう1キャラ出るとこまで行くはずだったんだよなー。その辺は次回。


オマケ。2-6と2-8と2-11と2-13にはモザイク修正を入れてありますが、無修正は実はこんな感じでした。
↓↓↓↓


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ぴよーん!

a9f5e92f.jpg サマー!(ウォーズ観たい)


30d6ba24.jpg ごちゃごちゃしてない版


この前、つってもかなり前に、友達の家に遊びに行く途中に↑こんな服装の人を駅で見かけましたという落書き。(サングラスと水鉄砲は捏造)


いわゆるワンピースの初期のウソップ的な素肌にオーバーオールという着こなし+上はビキニブラというファッションでした。
よく海外映画(つうかアメリカの映画でか)とかで、夏の上着はビキニの水着よ!っていう感じのがギャルが出てくるけど 笑、日本では初めて見たナ。


まあ面白かったんで、ポン子コン子に着せてみた。きつね子に着せたほうがよかったんかなとも思ったけど、無駄にセクシーになるのでポン子コン子くらいのが丁度いい。実際見たのも物珍しくて目立ってたけど別にセクシーでもなかったし(あ、ニュアンスが失礼かこれ 笑)。どっちかっていうと可愛い感じだったので。


ちょっと古い話ですが、前に友達と『次の子供たちの流行おもちゃ』について話してて…これはいわゆるミニ四駆とか、ハイパーヨーヨーとか、最近でもないけどベイブレードとか、コロコロコミックとか漫画と提携してそうなオモチャシリーズの事ね。もし次があるとしたら、漫画に描いたら熱くなりそうなのはなんだろうというのを話しまして、


ヨーヨーとかベイゴマとか、原点的オモチャを次世代風にする傾向に乗って、水鉄砲がこないだろうかっていう話をしてた事を、今回ポン子コン子描いてて思い出した 笑。いわゆるサバイバルゲーム風に。


鉄砲も色んな特性機能を持ってるやつとか出たりして、なかなかベタに面白くて熱いのできそうじゃねと 笑。


基本が水鉄砲と、手榴弾的位置で水風船で装備。水に濡れると色が変わるなんか特殊なのを装着し、敵のそれをねらって撃ち合ったり。場所によって得点が違ったり。バトルフィールドの水源地確保の駆け引きや、相手の水鉄砲の特性とフィールドをよく読み戦うなんてのはなんかこう、手に汗握りそうじゃあないですか。


っていうね。


さて映画の話だよ。あれから結構見たのでタイトルを。


チェンジリング、ドニー・ダーコ、ウォンテッド、ヴィドック、カンフーパンダ、キャリー、エルム街の悪夢。


とりあえずドニーとウォンテッドとヴィドックははずれ覚悟で借りて観た 笑。


チェンジリングは僕が初めて観たイーストウッド監督の映画で、初めて観たアンジェリーナジョリーの出てる映画でした。面白かった。良かったです。でも前半…というかかなり全編に渡ってイライラしました。もう事実の話だから尚更観ててムカついた。観てる間ずっと眉間に皺寄りっぱなし。


観れば分かると思います。この怒りは党首討論とか、議論がネタのタイプの番組で無茶苦茶な発言を聞いている時に感じる、何言ってんだこいつらっていう、ここからじゃぶつけられないテレビの向こうっ側への強いむず痒い怒りと同じ感覚です 笑。


話逸れた。この映画は割りとどのキャラクターとも一定の距離を置いていて、個人を描くというよりは社会的な部分を描くスタイルで、一見ドライにも感じます。でも、事実のみを描いてるって訳でもなくて、主に終わり方…(ネタばれ反転文字)→殺人鬼から逃げれることの出来た少年が話したエピソードで、ウォルターが僕を助けてくれたんだというくだり…それを聞いて希望を感じさせて終わる演出←…はなかなかいい終わり方で、事実をなぞっただけの映画ではありませんでした。ちゃんと作っていると思います。


この映画観て思ったのはこの時代のアメリカって意外と女性蔑視がまだ酷かったんだなということと、精神科病院って昔どこもこんなんだったのかっていうこと。カッコウの巣の上で状態だった。


最近っていうか一昨日?もテレビでやっていましたが、他のイーストウッドの作品もその内観てみようかなと思いました。とりあえずグラン・トリノ観たいんだ。そろそろかなレンタル。


ドニー・ダーコは、以前からビジュアルで気になっていた一本で、DVDの裏に書いてあった、「少年ドニーの家に謎の飛行機のエンジンが落下する事故の日から、彼の前に着ぐるみの銀色のウサギが現れるようになった。ウサギの告げる世界の終わりまであと28日と6時間42分12秒…」に惹かれ、しかしかなりの爆弾臭も感じていたため借りれずにいた一本。


ちょうど旧作100円だったので借りてみた次第。悪くはなかったんだけど、傑作ではないといった感じでした。個人的にはもっと頭を悩ますヤバイ内容なのかなと思っていたんですが、まあ大筋は一人の少年の青春を描いた映画でした。


かなり複雑だって聞いてた内容も、観た後確かにモヤモヤするんですがそんなにではなく、その辺は分かりやすかったと思います。


(ネタバレ反転文字)→ようは、世界の終わりとはドニー自身の終わりであって、ドニーの言う、「もし世界の終わりがあるなら、僕は嬉しい」というのは、銀色のウサギの予言どおりに崩れていく、生活や、殺人や、彼女の死。辛すぎる、受け入れがたい世界の矛盾と、それに対して自分の抱く不安と、外れている感覚。それにも終わりがあるのなら気が楽だと言うことだったんだと思います。死神オババがまるでそれを知っていたかのように告げる、生き物はみんな独りで死ぬのさという言葉。タイムトラベルを成功させ、エンジンの落下の日に戻ったドニー。彼は幸せそうに笑って眠りに付きエンジンが落下。この時笑ったのはそういうことだと思いました。それが挿入歌マッドワールドの歌詞にある、今まで見た中で最高の夢、自分が死ぬ夢という部分なのだと思いました。果たしてドニー死んだ世界ではみんなはどの様になるのだろうか。ドニーはただの死者になるのだろうか。グレッチェンはこの世界では知らないはずのドニーの母親になんとなく手を振り、マッドワールドの歌詞が流れているシーンでは、フランクがドニーに撃たれるはずだった右目を何故か抑えている。これはきっとドニーがただ死んでしまった世界ではなくて、ドニーが何かを変えた世界なのかなという演出に思えて、少しなんともいえない気分になりました。 


嫌いではないんですが、ちょいと無駄に意味深過ぎる気もしました。でもこの映画の挿入歌であるマッドワールドは結構気に入りました。映画はこの歌のPVっていう感じ。


ウォンテッド、ただ単にカッコいいアクションが観たくて借りました。けど、なんつうかカッコいいシーンも割りと予告編で全部です!っていう最近よくある感じで、イマイチ踏み込んでもらえてなくて残念。もっと色々出来そうなもんなのにな。CG効果が凄くベタな漫画っぽい。意外とカッコいいアクションシーンは少ない 笑。


とりあえずアンジェリーナ・ジョリー演じる謎の女フォックスはカッコ良かった。モーガン・フリーマンの役はカッコ悪過ぎだろう 笑。


ストーリーはもう、予想通りなんだかなって感じ。


ヴィドック、これまた超爆弾…っていうか絶対つまんないだろうなと思ってて借りれなかった映画 笑。100円様のおかげでまんまと借りちゃった。


なんでそんなん借りたの?と言われると、この映画に出てくる『鏡の仮面の男』のビジュアルがカッコ良くてずっと気になってたってだけ 笑。


じっさいこいつのデザインは結構カッコ良かったんだけど、もうストーリーが結構酷いのと、鼻に付くほど映像オタクですっていう感じの撮り方がいやでした。


確かに映像は美術とかかなり綺麗だし、鏡の男のデザインもカッコいいんですが、カッコいいでしょこの撮り方!カッコいいでしょこのショット!の応酬で、なんか、カッコいい映像を勘違いしてる感じを受け取ってしまって…。調べてみたらこの監督、やっぱり映像出身の人で、ロストチルドレンとかの美術やってた人みたいです。


ロストチルドレンは凄く良かったし、大好きなんだけど、この人監督としての腕は残念なんだなと思いました。


鏡の男の正体も、ある程度設定が明らかになってきて、ここいらで突然出てきたキャラが犯人ですってことはないだろうと考えるとコイツかなってやつが見事に正体です 笑。


しかもそれって結構どんでん返し?なんだけど、別に驚かないし、どうなの?って感じで。


もう色々ストーリーに突っ込む気もないんですが、(ネタバレ反転)ヴィドックが鏡の男の正体見たのに死んだふりして大分犯人を泳がせた意味が分からない。おかげで何人か殺されちゃったしね。なにやってんだよヴィドック!お前さん凄い探偵なんだろう?なんなんだそのお腹は!笑


あと、前半何回か、探偵ヴィドックと鏡の男の対決シーンがあるんだけど、ヴィドックのぷっくり太ってるのにアクションしてる感じが面白かった 笑。最初冒頭シーンでヴィドック出てきた時普通に脇役のおっさんで、最初の犠牲者かと思ったよ。そしたら妙に強くて、鏡の男といい勝負してるし 笑。


最初は強いのに、何故か最終決戦で弱体化しちゃう悪役はよくないです。アクションのある映画で一番単純な脚本の悪さの判断基準の一つだと思います。トランスフォーマーシリーズ、ターミネーター3しかり。


あと観てて、ちょっと前のジャンプ漫画『武装錬金』で、もろにこの『鏡の仮面の男』をパクったキャラが出てたナーって思い出しました。


カンフーパンダ。これ正直全然観る気ありませんでした。けど何やらちょいちょい良い噂も聞いてたりして、そのうちと思ってました。


で、観てみたんだけど、確かに意外と面白かった。案外話しがちゃんとしてたし、アクションシーンは結構カッコ良くて、カッコいいシーンの多さなら正直ウォンテッドとかより多いと思います 笑。


タイ・ランとマスターファイブが橋の上戦うシーンはかなりカッコ良かったです。僕の大好きな、場所がちゃんと要素になっててコンビネーションのある殺陣でね。


まあ、ちょっと無駄にスローシーンが多い気がするのと、ポーの強くなる過程も、いちおうちゃんとあって良かったのだけど、カンフーハッスルのシンが目覚める経緯程のベタな熱さはなかったなあ。


ストーリーはダースベーダーがいてヨーダがいてオビワンがいて、大分太めな日本の少年漫画によくいる「俺が戦士!?違うよー」的な主人公がいて、みたいな。


タイ・ランとマスターシーフーの戦いはなんかベタだけど普通に良かった。つうかシーフーカッコいいぞ。


見る前はあんまりキャラクター造詣とかそこまで好きではなかったんですが、結構動いてるの見てみたらみんないい感じだった。シーフーとタイガーカッコいいぞ。あと、明らかに血の繋がってないポーのお父ちゃんいいキャラだったぞ 笑。秘密の材料スープのエピソードの導入にはいい意味で期待裏切られて笑いました。


主人公ポーの声がジャック・ブラックってのは知ってたんですが、シーフーがダスティン・ホフマン、マスタータイガーがアンジェリーナ・ジョリー、マスタースネークがルーシー・リュー、マスターモンキーがなんとジャッキー・チェンという声優の謎の豪華さ。


シーフーは妙に渋くてカッコいい声だなと思っていて、タイガーはたまたまアンジー映画を二本観た後だったのでなんとなく聞いてて気付いたんですが、モンキーは全く気付かなかった。そもそも、そんなに台詞ないんだよね 笑。


絵作りも割と東洋的で、ちゃんと研究して作ってるんだろうなーと思いました。綺麗だよ。


オープニングとエンディングのトゥーン調のアニメーションもいい感じで好きです。


79d38071.jpeg カンフーエンプティ


似てない。こればっかりはシーフーもお手上げだよ。


それにしても、CG映画のキャラデザインにおいて、モンスターvsエイリアンとか、ドリームワークスとかピクサー以外の作るキャラデザインて残念ながら日本人の好みにあんまり合わなそうだよね。食わず嫌いされそう。その辺が損だよなあ。


アイスエイジもそこで損してる気がする。(なんか知らぬ間に最近3までシリーズになってたことを知った)
あれは確かモンスターズインクと同時期に公開してて、ストーリーが「人間の子供を拾っちゃったどうしよう」シチュエーションでもろかぶりしてしまってた訳だけど、かなーり前にレンタルで観てみたところ、これも意外と面白かった。


単にメインの三匹の吹き替えが太田光と山ちゃんと竹中直人というのが気になって観たんだけどね 笑。
あのメインストーリーには全く関係のない、ネズミみたいなリスみたいなキャラ、スクラットが好きだったなあ。常にどんぐりを追いかけてるだけのキャラなんだけど、そのせいで火山噴火に巻き込まれたり氷漬けにされてしまう不幸キャラ。


2観てないけど3のポスターにもちゃんといて、ああアイツ全作出てんのかって思った 笑。


キャリー。とりあえずキング原作ってだけで観た。なんか可哀相な映画だった。怖いとかって言うよりは可哀相でした。


エルム街の悪夢はまえに一作目はいいみたいな噂を聞いた気がしたので観たけどそうでもなかった 笑。当然怖くもなく、面白さも普通。


若き日のジョニーデップの役が割りと役立たずで驚いた。あと、初期設定が吹き替えになってて、B級ぽさが増すのでそのまま観ていたら、主人公グループの一人の不良の声がクレヨンしんちゃんのひろしの声で笑った。


その後出てきたちょい役精神科医の声もひろしで、最後のほうにちらっと出てきて喋る警察の人もひろしの声で、ひろし乱用しすぎで面白かった。


やることやってるけど割りと間に出来た時間でしっかり映画沢山観てるね。

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