第18回は九尾の服装だよ。Q尾だの九尾だの九尾が多いね。
前回に引き続き自分のキャラというか妖怪さん。でも九尾はかなり自分なりに描いてるからいいや。
描く毎にちょいちょいデザイン変わってきた九尾ですが、いくつかのことは自分なりに固定で描いてます。
まず色白(毛並みが)ということ。よく九尾の狐のことを『白面金毛九尾の狐』なんて言ったりするのでね。本来は白面て狐の顔の頬が白い事を言ってるのかもしれないけどね。あんまり使われないけど、『蛙の子は蛙』と同じような意味で、『狐の子は頬白面』って言葉があるしね。
もう一つは着物の襟の柄。これはいくつかの玉藻の前(九尾狐が日本で人に化けてたときのお名前)を描いた昔の絵(中学生の時に本で探しました)を参考に少しオリジナルをいじったりしてます。
もう一つも着物のこと。襟以外の柄ですが、あんまりちゃんと意識して決めていないのだけれど、必ず藻っぽい柄を入れています。
勿論玉藻というのもそうですが、野狐というのは頭に髑髏を載せ、身体に藻をまとって北斗七星を拝し宙返りすることで人に化けるってお話があるのです。そんな訳で藻は化け狐と縁が深いのです。どっかでかじり読みしたのを覚えているのだけど、たまに絵巻物だので、民衆の中に藻の柄の(もしくは絡んだ)着物を着た女性が描いてある事があるらしいのですが、それは狐であったりするのだそうです。
そういえば着物の話で思い出したのですが、葛の葉狐に由縁のある信太の森近辺の狐は必ず藍染めの縞模様の着物を着て出てくるのだそうです。理由は知りませんが面白いですね。関係ない話でした。
以上、僕が描く九尾はそんな感じ。お色気でのし上がった妖怪なんで狐だけれども色気のでるよう心がけてます 笑。
因みに僕の描く着物はかなりのニセ構造です。勝手に描き易いように描いてます。
ポン子はなんだか女将のような貫禄ですね。ポン子でマンキンのアンナ思い出したよ。なんてこった。
今回は割りと色が気に入ってます。
勿論ポン子もコン子も今回もアタッチメント八尾を使用しています。
そんではきせかえポン子コン子また来週。
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