風吹き
鎌舞いて
気付けば一筋の傷
不定期連載第三弾はメジャーな鎌鼬さんです。
説明は最早要らない妖怪だと思いますが一応。
道を歩いてて風がヒュッと吹き、特に何も感じず家に帰ってみると血が出ているのに痛みのない(もしくは血の出ていない)切り傷に気付いた!ってのの犯人とされたのが鎌鼬。
血が出ないっていうのは、鎌鼬が三人組みで、一匹目がつっかかり、二匹目が切り、三匹目が薬を塗るからだそうで。これももう大分有名ですよね。大神でもやっぱり三匹組みだったし。
アレかな。うしおととらで有名になったのかな?(あの漫画5刊くらいまでしか読んだ事ないです。読みたいなあ)
ちなみにその「三人組である」っていう話は岐阜県原産だって話を聞いた事があります。なんで鼬なのかっていうと、鼬はたまに変な行動をとるらしくて、当時の人にとっては怪しい動物だったんです。
風の妖怪は鎌鼬以外にも結構いますね。精霊風(しょうろうかぜ)とか、山颪とか。
全く関係ないですが、英語で『土砂降り』のことをキャッツアンドドッグスっていうらしいですね。最初は犬と猫がギャイギャイ喧嘩する激しさに由来しているんだと思っていたんですが、なんでもあっちでは犬が風を司っていて、猫が雨を司っているとされてて、そこから来ているらしいです。
どっかの本で読みました。記憶が曖昧なんで確証ないけど、中学時に描いてた漫画にそのネタ使っていた気がするから多分ホントです 笑。
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