いつも通りの若干タイムリーさを逸した映画感想だよ。いつも通りネタばれ部分は反転文字だよ。
↑の落書きはポンーコ・フラワーズとナイブス・コンと、スコット・ピヨグリムとピデオンだよ。ナイブスの髪の色は映画に準じてるけど服装はコミックを参考にしてるよ。ラモーナがハンマー使うシーンは髪の毛青だったと思うけど気にしないでネ。
やっと観れたよ映画スコット・ピルグリム!!
以前このブログで観たい!と書いてた某映画です。(http://hiyokonikki.blog.shinobi.jp/Entry/276/)
いやあ、最高でした。以下観た当日のツイート↓↓
――――――――――――――――――――――――
雨の中帰宅。スコット•ピルグリムめっちゃ楽しかったです。音楽もビジュアルも笑いのセンスも素晴らしい!初めて予告編観た時のキた感じは間違いなかったし、正直その期待値も軽く上回ってた!!
ゲーム!アクション!ロック!コメディ!ロマンス?笑 …「スコット•ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団」は「僕ら」世代の為のエンタメです。是非観ようね!
――――――――――――――――――――――――
べた褒めだね 笑。でもホントに面白かったです。
全くもって、単館でしかやってない事が悔やまれる…もっと近所でもやっててくれてれば、2回以上は確実に映画館へ観に行ったのに。
スコット・ピルグリムは映画館でこそ観るべきというか、映画館で見るのがベストなエンタメ映画です。
エドガー・ライト監督の作品は前に『ショーン・オブ・ザ・デッド』(ゾンビもののホラーコメディ)だけ観ていて、ショーンが結構面白かった上に、スコットはトレーラーが魅力的だった事から相当期待できるぞ!と思っていたのですが、正直スコット~はショーン~より遥かに磨きがかかっていました。
コメディとしてのクオリティも高いし、音も音楽も歌もかなりカッコイイです。また、アクションシーンもクオリティの高い、テンションの上がる殺陣になってます。(純粋な殺陣のみでいくとラモーナVSロクシーが特にカッコ良かったと思う)
あと個人的に、お便所シーンにてゼルダの伝説の、妖精の泉の曲が使われてたのがおもろかった。
映画を観る前に読んでいたのが原作コミック普及版の1巻(通常版の1~2巻に当たる?)だけだったので、全貌は解りませんが、原作に忠実かつ、実写で動くエンタメを意識した改良も加わっている印象でした。実写への翻訳が巧くいってたというか。映画ロード・オブ・ザ・リングのように。
例えばルーカス・リーの『邪悪な元カレ』としてのキャラ付けが原作よりも濃くなってて面白かったです。スタントマンの配下がいたり、スコットを殴った直後の拳のケアをしてくれるスタッフがいたり 笑。
マシュー・パテルもなんか濃くなってたね 笑。
戦闘方式も多彩で楽しませてくれます。そのままゲームにしても面白そうな。実際あっちではなってるし。
とにかく笑わせてもらったし、凄く楽しい映画でした。ヴィーガン警察のくだりとかヤバかった 笑。イエーのシーンは多分みんな手前のスコットじゃなくて奥のヴィーガン警察の二人に注目してた筈 笑。
そういう視線の意識のさせ方というか運び方というか、カメラ回しも絶妙に巧かったです。スコット、ウォレス、そのホモダチが次々ふとんから起き上がるとことか 笑。
キャストもみんないい味出てました。原作漫画だと女性陣が凄く可愛い分、実写版はちょっと違いますが 笑、こーいうノリの映画だし合ってたと思います。みんなキャラクターの雰囲気をよく出してたしね!
ウォレス役の人、一瞬マコーレ・カルキン!?と思ったらその弟だったんだね。顔似てるなー。
シーンの盛り上げ方も上手だったなー。毎回の戦闘に入る前の感じとか。
とにかく色々とセンスが良かった。↑の方のツイートにもあるように、僕らゲームの発展とともにあった世代の為の映画と言って過言ではないでせう。そういう意味ではターゲットが狭いのが難点だけど、絞っただけ、狙った客層に対して傑作のエンタメだと思います。
米公開時、スコット・ピルグリムがレビュー評価は高かったにも関わらず、上記の問題から興行的には失敗したが故に、某映画配給会社がビビって日本公開を一度白紙にしたのが情けない。確かに日本は若者よりもご高齢者の多い国ですが、こんなに面白い映画をそれだけの理由で取り下げちゃうのは、ハッキリ言って愚の骨頂、根性なし、意気地なし、チッキーン!と吐き捨てざるを得ません。実際、作品にポテンシャルがあるんだから、広告をしっかりすればそれなりに動員出来たはずです。クラッ!
それだけに、日本公開へ向けて尽力して下さった方々には感謝したい!僕は、『スコット・ピルグリム日本公開に向けてのネット署名』をしながらも、一度公開取り下げの経緯から、正直映画館で観れる事を諦めてました。まさか実現するとは…!
あー地元映画館にも来ないかなあ~来ないよなあ~。
DVD、BDは9月発売だとか。要チェックや。
原作コミックも、ラモーナズ・サード・イーブル・エクストラ・ボーイフレンズであるトッドが出てきたところで止まってるので続きが読みたいな!
そういう訳で凄く楽しかったです。エドガー・ライト監督は本編終盤のカオスシアターにて、「映画より漫画のが面白いよ。」という台詞を入れてましたが、そんな事はないんじゃない!? 笑
原作漫画を読みきっていないのでアレですが、個々に傑作エンタメであろう事を想像するに容易いよ!これからはゲームとかによくある主人公のダークサイドキャラを見る度にネガスコットを思い出す事でせう。
まあ今回は程ほどの長さの感想と言う事でこのくらいに。
『スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団』、オススメです!
余談ですが、たまたま観に行った時の人数が僕含め七人でした 笑。
リーグ・オブ・イーブル・ユニバーシティ・フレンズでごじます。
PR