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一応日記的なもの

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大分遅くなってしまった映画感想&3D映画について少々と今後公開の気になる映画少々、そしてオマケの落書きたち。


最早旬を過ぎまくった映画の感想ですが。
9-9番目の奇妙な人形、アリスインワンダーランド、アイアンマン2の三本。


いつも通りネタばれ部分は文字反転で。


※追記。日に跨いで記事を書いたせいで文字反転し忘れてました。すみません。
まあ、今回はそんなにネタバレっていうネタバレもないし旬は過ぎてますから許してね。


9-9番目の奇妙な人形-


以前の記事で紹介してたCGアニメ映画です。


既にその時に書いてますが、これは元々短編アニメだったのを、気に入ったティム・バートンがプロデュースして長編化したものです。


で、どうだったかというと、悪くはないけど別に普通の映画でした。


活劇シーンは凄いんです。それは短編でもそうでしたが、戦いの場にあるものを上手く利用した戦いっぷりは個人的には好みのタイプでなかなか見応えがあります。


また、主人公達が小さい故に、人間の遺した物を使ってお洒落してたり道具を作ってたりのディテールは凄く良いと思います。


じゃあストーリーが気に入らなかったのかっていうと、その通りなのだけど、脚本が悪いっていうよりも、その内容があまりにも普通過ぎるんです。


普通、王道でも面白い作品は沢山あります。使い古されたアイデアも料理しだいです。


ですが、9はその辺で、(個人的には設定はそのままでも主題というか、メインの部分がそれ以外にあれば全く問題ないと思うのだけど)使い古されたモノが核になっていて…


もう少し、何故9達が生み出されたのか、そこにひねったものがあったらなあ。
勝手な話ですが、僕はトレーラーを観てそこに期待しちゃってたもので。


最後も、イマイチすっきりしない感じがしてしまいました。多分これは、その後の世界で彼らがどう生きていくのか、彼らの未来が全く見えない事にもあるんじゃないかなと思います。


あそこまで素直なストーリーで展開するなら、きちんとめでたしめでたしにして欲しかった。


なので個人的には、孤独感はあるけれど何か未来へ歩んで行く強い意志がラストに垣間見えるオリジナル版の方が好きです。


仲間が成仏していくシーンも、オリジナルの方が良かったなあ。音楽のせいかもしれないけど。


なんか微妙な感想になっちゃいましたが、例えば夏休みの昼間なんかにテレビでやってたら結構面白いんじゃないかな。いや、悪い意味じゃないよ 笑。


あんまり作品に点数とかは付けたくないから普段しませんけど、もし付けるのなら100点中50くらいかなあ。
あともっと色んな機械獣出て欲しかった!




アリスインワンダーランド


最早終演ギリギリに観に行ったのでその時点でなんとも言えなかったのですが、僕はこの映画なんかダメでした 笑。


まずアンダーランドの連中が思ったよりマトモだったり、マッドハッターがマッドな理由が蛇足だったりしますが、そんな堅苦しい事はこの際抜きにして、天下のディズニーの元でのおティムのアリス二次創作として捉えるとしても微妙でした。


一番感じたのは、全ての展開に強弱が無さ過ぎて結果フラットかつ短く感じました。終わった後二時間もあった事に正直驚くくらい。


いつものおティムの濃厚世界がなくて…でもそういう問題以上に不完全燃焼は感じずにはおれませんでした。


正直勿体無いと思います。あんなに濃いキャラクター造形、俳優がいるのにあんなにフラットなのは。


こんなこと書くとジョニデファンおよびマッドハッターファン、ジョニデ演じるマッドハッターファンの三大勢力に抹殺されそうですが、マッドハッターはいらないキャラだったと思います。(どーん)


いや、ジョニデは僕も好きな俳優ですが、そもそもハッターのメイクが凄すぎてジョニデの強みである演技がよく分からないし。


個人的にはマッドハッターはどうでも良かった。それよりも赤の女王にせっかくあのコンプレックス設定があるんだから、チラッと出すだけじゃなくて、もっと赤の女王をストーリーのメインにするべきだったと思います。


全編赤の女王とアリス、白の女王を絡めての『対話』にした方が面白くなったんじゃないかと。


そもそも赤の女王にああいう設定を載せるのはおティムならではなのだから、異形愛の塊であるおティムならではなのだから、そこはやりきってよ、とファンならではのわがままがどうしてもね。


もしそれがディズニーの力で描けなかったというのなら、もうそういう設定は廃して、完全にエンタメを意識して作れば良かったんじゃないかなあと思います。


赤の女王勢力と戦うアリスたち、その中でマッドハッターとロマンスあり! みたいのでも良かったんじゃないですか。
まあ、そもそも疑問なのは何故アリスファンの一定層は、マッドハッターに対して多少の幻想があるのかなのですが 笑 (怒られそうだ)


なんかこの二つの方向性がぶつかって結果どっちも半端になってしまった、みたいな印象を受けました。


実際、最初の脚本だと、もっとアリスとマッドハッターの関係は恋愛ものだったみたいです。で、いちいちそれに嫉妬するマリアムキンがいたり、そのマリアムキンに惚れてるチェシャだのと、なんとも『アリス二次創作同人誌かっ。』な内容だったそうで。


一部は逆にアリスが吐いたりマッドハッターが血だらけになったり、マリアムキンが拷問でお茶の入ったポットに突っ込まれたりナ展開もあったようですが 笑。


でもその脚本にあったっていう、ハッターとマリアムキンがアリスに剣術指南をするってシーンとか、
戦いの後にわいわいしてるハッターとアリスにショック受けてるマリアムキンの肩にそっと手をかけるチェシャとかは観たかったね。


要はマリアムキンだね 笑。


ちょっと初期脚本版の設定情報が一時僕に流れ込んでて、無駄な期待をした部分もあったと思います。


ハートのジャックはキャラ的にしょぼかったですね。もうちょっと悪役的意味で活躍すると思ってたんだけど。


ジャバウォッキーのクリストファー・リーボイスはやっぱりカッコ良かったけど、いきなりアリスが舌斬っちゃって涙目。そんなのってないよう!!


やはりあの眉毛は普通じゃなかったアン・ハサウェイの白の女王。自分は決して手を汚さない辺り、真に怖いのはこの人だろうよ。


動物たちはみんな可愛かったです。


とにかく、キャラだの設定だの素材が活きてないのが勿体無いアリスインワンダーランドでした。


ティム・バートンの映画ではビッグフィッシュが今のところ一番好きです。ティムくんの素敵さがつまっております。この手の内容に弱い僕は映画館で気持ち悪いくらい泣きました。


アリスはティム映画の中で恐らく一番客を動員したという事実がなんか複雑です。広告の力で客が入ったようなもんなんでしょうけど。ビッグフィッシュは確か初日に観に行ったけどガラガラだったなあ 笑。




アイアンマン2


なんとなく観に行っちゃった 笑。
いや、相変わらず社長映画で面白かったです。面白かったというか、楽しかったの方が正しいのかな?


観てる間は面白いんだけど、見終わった後に清々しいほど残るものがないという 笑。


キャラクターとしての設定はショボいウィップスラッシュも、ミッキー・ロークのくたびれた感じがカッコ良かったよ。キャラはショボイけど。


アイアンマンが他の最近のハリウッドアクションものと大きく違うのは、実はアクション映画じゃないってことだと思います。


以前1の感想で、ここからはアイアンマンをどう戦わせるかが肝なんじゃって書いた気がしますが、今回アイアンマンは前作以上のアクションは特に見せません 笑。


ぶっちゃけアイアンマンの戦いは普通です。目新しさはほぼなかったというか。
アクションで言ったらスカーレット・ヨハンソンのアクションが一番カッコ良かったです。あっちのが新鮮な殺陣でグッド!


じゃあなんで今作ももったかというと、前作に引き続き、スターク社長とその他面々のキャラ押し映画なとこなんですよね。


なので1での社長とペッパーのやりとりだとかが良かった!という人は十分楽しめると思います。キャラで人気を作るってのは大事だし本来そうあるべきところだしね。


ストーリーに関しては、なんていうかアベンジャーズ(マーベルのオールスターキャラで編成されたヒーローチームものの漫画、実はそれの映画化の準備を着々と進めてるらしい。名前からしてアホなキャプテンアメリカも実写映画化が進んでいるそうだよ…)の準備感が前面に出てるのは気になりました。


多分あっちのお子サマーやヒーローオタク達的には熱いんだろうけど、イマイチ全貌を知らないこっちとしては分からないというか。


今回のED後のアレはアイアンマン3への伏線というより、アベンジャーズへの伏線な気がします。勿論3は撮るんだろうけど。




さてさて、夏休み突入という事で続々大作映画が封切られている訳ですが、ふふふ。観てきましたよ。『インセプション』


正直、インセプションはパルナサスと並んで今年一番期待していた映画だったので、いわゆる先行ロードショーを観に行きました。土曜に!詳しい感想は次回の映画感想にて。


個人的にとてもオススメです。ノーラン監督は着実に成長なさっておられる。これはバットマンの方の完結編への期待も加速する!


インセプションはなるべく事前情報は知らない方がいいと思います。全てが映画の中で同時に進行、展開していくので、事前情報の無い方が観ていて快感があると思います。オススメです!繰り返しますが詳しい感想はまた今度!!!




夏休み映画という事で、最近ブームと化してる3Dについて、ちょっと思うところがあるので書きます。


というのも、アリスインワンダーランドの3Dに大層がっかりしたからです。


実は既に公開している3D映画、更には今後公開する3D映画の全てが、本来の3D映画とは限らないのです。


この辺は、タイタンの戦いの3Dが相当酷いという話で初めて僕も知りました。

以前から、2Dで撮った映画を3Dに変換したフェイク3Dがあるというのは知っていましたが、アバター以降そういうのはないのだろうと思い込んでいたのです。


しかし事実は、アバターのおかげと言って差し支えない最近の3D映画ブームに乗っかるために3D変換してしまおうという思惑が先行しているようです。


あの、『3D追加料金』が配給会社は欲しくてたまらん訳ですネ。


アリスの3Dはザンネンでした。でもタイタンは(観てませんが)それ以上に評判が悪かったんで相当なんだと思います。


せっかく3Dがブームなのに、そういうフェイク3Dをぼんぼんやっちゃうのはどうなんだろう。追加料金欲しさが先走って観客を萎えさせる結果になりかねないんじゃ…。


大体それ以前に、3D向きな内容とそうでない内容というのがあるというのにね。


商売屋が金に盲目になるのは分かりますが、よく考えてブーム自体を冷めさせるような事は避けるべきじゃないかと…


因みに海外のこのサイトでは、これから公開される3D映画と、既に公開した3D映画が、フェイク3Dかリアル3D(最初から3Dの方式で撮ってる)映画かを分別して紹介しています。
↓↓↓
http://realorfake3d.com/


ただ一つ言えるのは、リアル3Dだからと言ってそれら全部がアバター並みもしくはそれ以上の3Dっぷりかというとそれは別の話だろうという事。


カールじいさんはリアル3Dでしたが、正直3Dの必要は全くなかったし、コララインの3Dはなんか自然でアバター程の「うおー」って使い方はなかったです。オープニングの針は先端恐怖症の人には冷や汗ものでしたけど 笑。


今公開されてるトイストーリー3もリアル3Dですが、観た知り合い二人が、『映画は凄く楽しかったけど、3Dである必要はなかった』と言ってたし。


やはり合う合わないはあると思います。
もしかしたら3DCGや立体の人形だと、3D感が自然過ぎる(元々作られた奥行きの世界ですからね)ってのもあるかもしれません。もしかしたら3Dに必要なのは変な話不自然さなのかも。


でもアバターもよく考えたらほとんどCGアニメーションといってもいいくらいCGな訳だけどね。関係ないけど、本来的な使い方としてのCG処理がアバターで一番自然かつショッキングに使われていたのは、歩けなくなったことで痛々しいほど細くなってしまったジェイクの脚だったと思います。

このCGアニメの3D凄かったよ!ってのあったら教えて下さい。それを観ればその辺はどうなのか分かるかも。ヒックとドラゴンは大空を舞うシーンとかがあるので、なんとなく3D向きな気がしますがどうだろう。


因みにこのフェイク3Dのせいで観客が萎えるって状況は既に生まれつつあるようで、最近公開されたトロンレガシーの新トレーラーには、最後に『リアル3D』とわざわざ銘打っています。
…トロンレガシーはなんか予告編が公開される毎にだんだん普通の映画っぽい印象になっていく気がするのは気のせいだろうか。


脱線しました。
インセプションを観に行った時に、予告編でハリーポッターの最新作の予告編が流れたんですが、どうもシリーズ前作の3Dはなかったことにされたらしいですね 笑。
「シリーズ初の3D!」とか言ってますが前回やってますよ。


僕は勿論観てませんが、観た人によると普段飛び出てるのは字幕だけで、特定シーンだけ飛び出ると言うとんでも仕様だったらしいです 笑。黒歴史って事ですね。
ただし今回の最終章もどうやらフェイク3Dだそうで…元々観る気ないからいいんですけど。


それにしても、ハリーポッターの映画予告編て何で毎回あんなに面白くなさそうなんだろう…こんな事言ったらハリポタファンに怒られる…


既に大分長いけど、最後に個人的に気になってる新作映画ジョーホー


一つは、またかよって呆れられそうだけど、例の似非ドキュメンタリーホラー映画。
『ラストエクソシズム』。タイトルから解るように、今度は悪魔祓いだそうです。監督はホステルっていう悪趣味人殺し映画の監督だってさ。


トレーラー観る限り、まあ、いつもどおりの悪魔祓いな感じで、取り憑かれた女の子がぐりーんぐりりーんぼきぼきぼき、とかなってるだけですが、ね、似非ドキュメンタリーホラー好きなんでちょっと気になります 笑。


そのトレーラー↓苦手な人は観ちゃダメ!
http://www.youtube.com/watch?v=NmrSR5O9QXc

似非ドキュメンタリーといや、パラノーマルアクティビティ2が今年の秋公開らしいですね。めちゃくちゃ早いなあ。そしてなんだかんだ気になります。


パラノーマルアクティビティ2のティザートレーラー↓↓
因みに、トレーラー冒頭に1のラストシーンが入るので、これから観る予定のある、ネタバレ嫌な人は観ない方がいいよ。





何かに反応するワンコ。画面が変わり映る謎の人影。消えた赤ん坊は鏡にだけはそのまま映り、鏡にだけ映る謎の床の文字が。うっひょう!


パラノーマルアクティビティ2は『ソウ7:3D』(どっから突っ込めばいいんだ)と仲良く同時期公開らしいです。


もう一つ気になっているのは、本当に最近ティザートレーラーが公開された低予算映画『モンスターズ』。制作費100万ちょいだってさ。


宇宙探査機の墜落とともに乗っかってきたクリーチャーが地球で繁殖、その汚染地区は立ち入り禁止の隔離指定地区になるも、非合法でその地区のモンスター等を観に行っちゃうツアーが出来てしまい、それに参加し、行方不明になっちゃった女性を独りのジャーナリストが救出しにいくハメになる話らしいです。


なんか微妙に第9地区臭がしますね 笑。


ただ、第9地区は宇宙人が飛来したのがヨハネスブルグだった事にストーリーデザインおよび設定デザインに大きな影響を与えてましたが、このモンスターズはどうなんだろ。


二番煎じな気もするけど、僕はこういうの大好きなので結構気になります。


これも第9地区とかぶるんですが、ポスターの看板イメージがカッコ良かったし。モンスターズはエビエビではなくタコタコしてそうです。


ティザートレーラー↓





ティザートレーラーなのでまだクリーチャーは映りませんが、荒廃した風景がちょっといい感じ。


さてホントに最後にオマケの落書きだよ。アリス観に行った後のカラオケで全く歌わずに描いてた絵など。


r2.jpg


観ないで描いてみようアリスインワンダーランドの動物+ノッポ+何故かスクラップス。
もういっそアクション仕様にして、三月兎はスプーンフォークお皿を投げて攻撃したり白兎が時を操ったり小3病のクオリティでやってくれたら美味しかったのに。僕が。


r3.jpg


ネズ美インワンダーランド


r4.jpg


何故か観ないで描いてみたコララインや裏世界パパ&ボビンスキー。
多分ボビンスキーは大分間違ってる。


r5.jpg


観ないで描いてみよう新ポケモンの伝説と御三家。丁度発表後くらいの時期だったので。みんな色々どこか違う。
レシラムは可愛いと思います。ゼクロムはメタルギアっぽいと思います。


r1.jpg


その他観ないで描いてみよう。
多分ハンターハンターキャラ以外わからんよね。



では今回はこの辺で。三度目ですが次回の映画感想はインセプションです。でーす。

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