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一応日記的なもの

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見ないで描いてみようなムーミン落書き。画像↑の各クローズアップも載せるよ。


「そういえば、トーベ・ヤンソンの絵も世界観も好きなのに、ムーミンはコミックと、ムーミン谷の彗星・ムーミンパパの思い出くらいしか読んだ事なかったなあ。」


と、思ったのをきっかけに、今回図書館で借りて彗星から全巻あらためて先週五日間かけて読んでみましたというお話。


(そもそものムーミンとのファーストコンタクトは古くて、幼稚園児かそれ以下くらいの時にアニメの『楽しいムーミン一家』の絵本を読んでもらいまくったところにあり、そういえばムーミンワールドとのお付き合いは長いのでした。)


かなり面白かったです。完全にハマリました。オススメです。以前ヤンソンさんとその弟さんが新聞に連載していたコミック版を読んで、アニメムーミンがいかに角が落とされてしまったものだというのは思い知っていましたが、原作童話はまた更に素晴らしいものでした。


キャラは濃いし、ほのぼのとは程遠いです。不気味さと不安感が漂っています。しかし、その中に澄んだ暖かさがあります。アニメなムーミンしか知らない方には是非読んでいただきたいです。


最初、古本屋で文庫本を集めようと近所を回ったのですが、一冊しか手に入りませんでした。今ではその訳がよく解ります。手元においておきたくなるんです。僕もそのまま全巻セットをアマゾンで注文しちゃったくらいです。お金ないのに。



色々書きましたが、とにかく僕が言いたいのは友達と原作ムーミントークがしたいのでみんなも読んでくださいってことです 笑。






原作と他の作品とでそれぞれ微妙にキャラの印象が変ったのですが、中でも原作を読んですごく好きになったキャラクターがいます。一口に名前をいっても、同一人物ではないんですけれど。


上の落書き全容を見れば何となく解るかな。フィリフヨンカという、穴熊だか狐だか狸だかな細っこい女性です。
フィリフヨンカというのは種族名で、同種族の女性は皆フィリフヨンカという名前です(男はフィリフヨンクで共通なのかな?)。まあムーミンシリーズは主人公からして種族名ですしね。ザラです。


おしゃまさん(トゥーティッキ)はボーイッシュでクールな女の子だし、ミムラねえさんも良いキャラだし、ちびのミイはハードボイルドでカッコイイし、はい虫のサロメちゃんは健気だし、ムーミンママは素敵な女性。


こんな按配に魅力的な個性の女性陣がムーミンにはたくさん登場する訳だけど、僕はどうしてもフィリフヨンカが気になってしまいます。


神経はその身のごとく細くてヒステリックだし、余裕はないし、大概謎の恐怖に取り憑かれているしで、(こう書くと散々だな 笑)包容力のあるムーミンママとは真逆なキャラクターなのですが、どうしても彼女が気になってしまいます。ほうっておけないというか。

そんな訳で気付いたら他のキャラさしおいて何回も描いてるというね。


誤解があるかもしれませんが、弱い女性が好きとかそういう訳では決してないです。まあその辺は以下細かい感想で書きます。





<こっから先細かい感想書きになっちゃうので、ネタバレになりかねません。注意です。>


最初の方の作品は、不気味な影や災害、迫る終末の危機を感じさせたりするも、登場人物たちの活き活きとした感覚とのどかさで切り抜けていく、児童文学らしい気持ちよさがとても良かったです。ファンタジーな世界ではありますが、変に活劇シーンがあるわけでもなく、そして子どもだましでは決してない、ささやかで暖かいハッピーエンドが待ってます。


しかも、そのハッピーエンドは妙に感動を覚えます。


シリーズとしての一作目にあたる『彗星』は、冒険を前向きに、しかし使命感を持ちながら楽しむムーミンたちと、破滅的な情景がなんともいえないコントラストになってます。


その終末の風景はとてもイマジネーションに富んでいて、禍々しく、しかし冒険心をなんともくすぐります。怖いのだけど楽しい。本当は子どもが本当に好きな、怖いけどそそる世界がそこにありました。


何となく、ムーミンシリーズは進むごとに登場人物の―少なくとも精神年齢は―成長しているように思うのですが、一作目にあたる『彗星』では、幼い子どもたちの前向きに楽しく、終わり行く世界を冒険する姿が活きていると思いました。個性的ないつもの面々、スナフキンやスノークのおじょうさんなんかとの出会いもあって面白いです。


『彗星』はそれこそ本当に小さい頃に一度親に読んでもらったのが初めてでした。何年ぶりに読んだんだろ。ずっとスニフ=ゲロってイメージがあったんですが、確かに事あるごとに『げろはいちゃう!』と言っていました 笑。実際吐くしね。


某はい虫が可愛いです 笑。こういう笑いが初期の彗星~冬までには沢山あります。その後の作品にも、独特のおかしさはあって笑えるんですが、また少し質が違うかなあ。


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たのしいムーミン一家はまたムーミンの世界観の様々なファンタジー面を見せてくれました。ある意味、一番児童書らしい本だったかな。次々と不思議な帽子にまつわる奇妙な出来事が起こるし、登場人物もかなり多いし、色んな個性の連中と一緒に遊ぶ事の楽しさがよく描かれてます。


とはいえ、怖いとこはやっぱしっかりあるんだよね。そして飛行おにの存在。彼はまた素敵なキャラクターです。彼の優しさは本当に素敵だ。魔法使いってのはこうあってほしいですね。なんていうか、全然タイプ違うんですけど、指輪物語のガンダルフが凄い魔法使いなのに身近な親しみやすさを持っているのに似たものを感じる。ああいう存在はいつか自分でも描きたいなあ。


ムーミンパパの思い出は、実は壮絶だった(笑)ムーミンパパの生い立ちが描かれます。スナフキンの父ヨクサルや、スニフの父ロッドユール、パパの親友フレドリクソンなどなかなか興味深いキャラが沢山出てきます。王様とかね。愛すべき老人。


スナフキン、スニフも濃いですけれど、父親世代は更に拍車がかかっている気がします 笑。
ロッドユールは可愛いよ。実際友達にいたらめんどくさいかもしれないけど。


孤児院からの一人立ち、親友たちとの出会い、冒険、そして、少しずつ仲間たちがそれぞれの生活を始まり、以前とはまた仲間との関わりが変化して、だんだんと、孤独と焦りに支配されてくパパ。いわゆる『旅の仲間の離散』。


後半のムーミンシリーズのメインになる登場人物の心象の起伏のドラマがパパの思い出では見られ始めます。そして思い出の記の締めくくりとなるママとの馴れ初めは何とも不思議で、妙にドラマチックで、可愛いです。


そしてその後のムーミンパパの思い出そのもののフィナーレも感動的。物語はこうでなくっちゃね。ヤンソンさんの語り口の優しい事。


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僕は勝手に『~彗星』・『たのしい~』・『~パパの思い出』・『~夏祭り』の、前半四作を冒険篇と思っています。で、『夏祭り』は個人的に冒険篇の中で一番気に入っています。まあ、メイン扱いのフィリフヨンカもこの本で初登場するしね。


夏祭りではいよいよムーミンファミリーも増えた事もあってか、キャラクターが別の場所で活躍していきます。各方面で各々の新しい出会いと事件が起こり、それがまた他のそれぞれに関わっていきます。そして登場人物とお話は次第に収斂し、集合し、文字通りの大円団に至るのですが、その巧さが凄いです。本当に気持ちのいい展開とハッピーエンド。


毎回情景描写を合わせフィナーレを暖かく清々しく演出するムーミンですが、夏祭りは特に気持ちのいい一作じゃないかなあ。


登場人物たちもいい感じにキャラ立ちが更に濃くなった気もするし。ヨクサルから遺伝された、スナフキンの看板に対する敵意とかね。スナフキンは中盤からかなり活躍するのでファンは楽しいと思います。ミイのハードボイルドっぷりというか、強さも素敵です。


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フィリフヨンカはこの夏祭り以後、別人のフィリフヨンカが二度メイン扱いで登場しますが、その中では夏祭りのフィリフヨンカが一番若い気がします。彼女たちは毎回同じように何かに悲観して閉じこもっていて、最後にはそれから解放されるのが常ですが、若さもあってか夏祭りのフィリフヨンカの解放は一番早く、割合簡単に叶います。解放に喜ぶあまり、どうしちゃったのヨンカさんな歌まで歌う始末 笑。


おじさんなんて、もういらなーい!おばさんなんて、もういらなーい!


とりあえず、夏祭りのフィリフヨンカは単純に可愛いかったです。花占いをスノークのお嬢さんに習う時に、「それで、(井戸の水に映し出されるという未来の恋人を)どうやってその人を引き上げるの?」とか言っちゃったりね。


スナフキンがもぬけの殻のヨンカさんの家に孤児たちと入っていくのと同じ頃、ムーミンとスノークのお嬢さんと共に牢獄に入れられていたヨンカさんが、「せっかく厄介な親戚がいなくなったと思ったら、どっさり身内が増えてしまう夢」を見るくだりが面白いです。最後はその夢の通りになる訳ですが。


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可愛いといえば小さなヘルムも可愛かった。初登場の挿絵がなんか非常に面白い 笑。


天然だよね。こんなにふんわりとした物腰のヘルムは彼女以外おらん 笑。


あと、完全に脇役なのですが、びんぼうなはりねずみ親子とかも可愛い。
いきなり、「びんぼうなはりねずみの子が~」と入った時は「『貧乏な』ってなにw」とふいてしまいました。


ミーサとホムサもよかったな。ミーサとスノークのおじょうさんの会話は可愛面白かったです。「あなたなんて、服さえ着てないじゃないの!」


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ムーミン谷の冬辺りから、前巻までの冒険から、登場人物の心の描写が更にメインになっていきます。閉ざされた冬描写が素晴らしかったです。そして、ムーミントロールにとって初めての『孤独感』も。


ムーミントロールはこのお話の前半でとにかく孤独と寒さを味わい、冬最悪状態でしたが、彼の人物像が一番くっきり出ていて良かったです。


今まで彼は「ママのために!」、「スノークのおじょうさんを喜ばすために!」または、「スナフキンが見ているぞ。」etcの流れにのっとって行動していました。それが今回全て冒頭で奪われる訳です。故にムーミントロールの孤独感は一層強く描かれるのですが、同時にそれ故、彼がいかに行動するかが肝になっていました。冬の厳しい環境に素早く順応するミイの強さとのギャップも面白い 笑。


後半、登場人物がどっと増えるわけですが、ムーミンの家を宛てにしてきた生き物たちの世話を始めるムーミンが印象的。なんというか、ムーミンママは冬眠中なんだけど、彼女の優しさというか、来るものを拒めない精神は家の中にも、ムーミンの中にもこもっているんだなと思いました。


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ご先祖さまとの交流も面白いです。ご先祖さまが逆さにコーディネートしてしまった絵がフィリフヨンカなのがなんか笑ってしまった。


前述してますがおしゃまさん(トゥーティッキ)は素敵な女の子です。とてもカッコイイ。因みにおしゃまさんはトーベ・ヤンソンさんのパートナーであるトゥーリッキ・ピエティラさんがモデルだと言われているそうです。初めて知ったのですが、彼女は(ヤンソンさんは)同性愛者(というかバイセクシャル?)だったそうです。「通りでおしゃまさんがカッコイイ訳だ。」とか勝手に思いました。


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ムーミンではどんなに付き合いにくい人でもちゃんと作者が愛をもって描いているのが素敵です。へムレンさんがうざったいのは解るけど、悪い人ではない感じとか。


唯一へムレンさんを尊敬するはい虫のサロメちゃんの可愛いこと可愛いこと。
残念ながら、僕の絵&見ないで描いてみようではその可愛さを全く再現できなかったけど。


冬のエンディングである春の到来の描写がまた素敵でした。静かで暖かいドラマチックさ。キラキラしています。


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『ムーミン谷の仲間たち』は、基本的にムーミン以外のキャラクターに焦点をあてた短編集です。今作から内容がぐーんと対象年齢が上がった気がします。


元々大人も楽しめる深さ奥行きを持つムーミンシリーズですが、最後の「もみの木」「しずかなのがすきなへムレンさん」以外は特に大人向けな気がします。ムーミンの深さを知ることになる本です。


「もみの木」はなんとも童話らしいシュールさというかおかしみがあって面白かったです。


「春のしらべ」のスナフキン像はなかなか興味深いです。原作中、ほとんど初めて彼の気難しい一面というか、アーティスト特有のものが見えるのが面白いです。そして、ティーティ・ウーとの出会いと変化も。さり気無くいいお話。


「ぞっとする話」も面白い。色々印象に残っているけれど、小さい子がミイを相手どるのは荷が重いですね 笑。


「目に見えない子」「世界でいちばんさいごのりゅう」はいいお話でした。優しくて深い。


「にょろにょろのひみつ」も興味深い。主人公がムーミンパパなのも面白いです。


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「スニフとセドリックのこと」は最後に添えられる一文の、スニフのささやかな優しさが良いです。


どれも面白かったのですが、「この世のさいごにおびえるフィリフヨンカ」が凄かった。9つの短編の中で一番好きです。


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夏祭りのフィリフヨンカよりもう少し年のいってる今回のフィリフヨンカは、いいしれぬ恐怖におびえ引きこもりの状態。あげくそんなに仲の良いわけでもないご近所のガフサさんを呼んでお茶をするも、そのいいしれぬ不安や色々でめちゃくちゃに。更に竜巻が押し寄せる始末。


とにかく夏祭りのヨンカさん以上にメンタル面においてに悲惨な状態な彼女ですが、この一編を呼んで更にフィリフヨンカ(族の女性陣)が好きになりました。


夏祭りのヨンカさんもそうでしたが、陰鬱から解放された時の彼女たちのエネルギーが魅力的なんです。


「この世の~」ではちょっと「大丈夫か?」ってくらいに解放に感動するフィリフヨンカに狂気的なものを感じる人もいるかもしれませんが、彼女はそれを分かってやっているように見えました。


彼女が最後に笑いながらこぼした涙にこもったもの。読み終えたとき不思議な感動を残します。


元気がなくなった時、思い悩んでにっちもさっちも行かなくなった時に読み返したい一編。


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ムーミンパパ海へ行く、は多くを語るのはよしましょう。シリーズ中、最も陰鬱な作品でした。ちょっと読むペースが落ちたくらいに。でも、同時にシリーズ中最も感動を覚えるクライマックスでした。


パパは過去の自信を尽く打ち砕かれ、ママさえも逃避しかけてしまう。島は味気なく、意味深な不在の灯台と、その事情を知っていそうな漁師が一人。モランはムーミンたちの持つランプの光に誘われ島にまで追跡してくる。


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巧くいえませんが本当にくるものがありました。何ともいえない感動です。これは凄いと思いました。


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シリーズの最終章のムーミン谷の十一月も良かったです。寂しさと暖かさとがあって。
まさかのムーミン一家全員登場しない展開。恐らく『パパの島』に一家が旅立った後の話なんでしょう。


強い個性を持つ登場人物たちの共同生活が描かれるわけですが、ムーミン一家を失うとこうもトラブルが続くのかという前半。まさかブチギレるスナフキンを拝めるとはね。


ムーミンシリーズには常に『何となく解決される』という傾向がありそれが魅力的ですが、十一月は特に顕著な気がしました。誰も説教を垂れたり、助けるぜ!というヒーローも不在。だけれども、色んな個性と触れる事で、あるいは自然の見せる何かで、全ては最後丸くおさまる。


しかもそれに無理がない。いや、“だから”無理がないのかもしれません。


各登場人物の心理を繊細に描写する十一月ですが、中でもやはりフィリフヨンカは印象的でした。
シリーズ中最もマダムな年齢と思われるのですが、やっぱ可愛いんよな。


スニフ、ミーサなんかもフィリフヨンカと同じく、普通の感覚でいえば『めんどくさいやつら』かもしれません。ですが、トーベ・ヤンソンさんはそういったキャラクターにも愛情を注いで優しく描きます。突き放す事なく、見守るというか。


フィリフヨンカはヒステリックで常に何かに怯えています。とても弱くて神経質です。でもそんな人物像はリアルで、ほっとけない思いに駆られるのかもしれません。ヤンソンさんは、こういう人いるでしょ?と、皮肉でもなしに描いているように思うんです。いい所もあるんですよ。と、さり気無く。それに安心するというか。


指摘された事を否定する割には、いちいち言われた事を気にしちゃってなんとか改善しようとするフィリフヨンカとか、ちょっと滑稽なんですけれど、他人事じゃないなという気にもなります。



テントに駆け込んだフィリフヨンカとスナフキンの会話がなんか好きです。スナフキンの巧みな運び 笑。
その後の台所でのやりとりから、ヘルムに料理を誉められたフィリフヨンカがスナフキンを見ておほほほほとやるシーンの流れとかね 笑。


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髪を下ろしたミムラねえさん可愛いですね。十一月では不在のミイの代わりとばかりに、とっても不敵なミムラねえさんでした。あの落ち着きはカッコイイ。


全体的に十一月のスナフキンとミムラねえさんはなんかいいね。さっき書いたように、スナフキンは一回ブチ切れるけど。それがかえってスナフキンの今回の精神状態と共に、偏屈な面もよく描いていて良かったです。


アニメのスナフキンは頼りがいのあるお兄さんですが、僕は原作のちょっと変なところもあるスナフキンの方が好きです。


(病的な程に)自由の人であるスナフキンと、潔癖症で、怖いもののせいでどんどん閉じこもる傾向にあるフィリフヨンカとでは対極のキャラクターですが、その対極のスナフキンに巧く動かされ、また、やはり対極にあたるミムラねえさんにもある時にはよい方向へそそのかされ、自分でも気付かなかった音楽に対する興味に触発されたりして、ヨンカさんが回復に至るのがまた興味深いです。


大嫌いな夜の中、大嫌いな夜の事を忘れるくらいに立ち尽くして、テントから流れてきたスナフキンのハーモニカに聞き入るシーンが印象的です。


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そして彼女にとってのクライマックス。スクルットじいさんの誕生日パーティをそれなりに成功させ、皆が帰った後の台所にて、フィリフヨンカがスナフキンの忘れてったハーモニカを吹くシーンは感動的でした。


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その後の大掃除でのフィリフヨンカの活き活きとした姿が心地いいです。フィリフヨンカは最後必ず清々しく輝いてくれる。それがとても嬉しい。


夏祭りとこの世のおわりに~のヨンカさんは、今までの自分を脱して、生まれ変わる事で解放されました。しかし、十一月のヨンカさんは本来の自分をとりもどし、更に素敵な嗜みに出会えて終わるところが他と違います。


また何かの拍子に病めるヨンカさんに逆戻りしかねない気もしなくもありませんが 笑、今のヨンカさんには自分のハーモニカがあるので大丈夫でしょう。


個人的に、十一月はフィリフヨンカとホムサ=トフトが主人公だと勝手に考えています。ムーミンママに甘えたくてムーミン谷にやってきたホムサも、最後にはちゃんと成長していました。果たして最後に海の向こうから見えてきた舟は現実なのか、それともホムサの空想なのか。




お気に入りの物語が終わると大概さみしい気持ちにもなり勿体無くも思うのですが、ムーミンは良い意味でそういう尾の引き方はしませんでした。


僕は先週いっぱいムーミン谷に訪れて、今は家に帰ってきた感じです。そして気が向いたらまた出かければ、ムーミン谷は待っててくれる。例え、その時ムーミン一家が不在でも、幸福。そんな気持ちになれました。


そしてそんな気持ちになれたのは、多分このムーミン一家不在の最終章の力なんです。



こんな感じで、行き当たりばったりで一人よがりな感想文を結びます。


本当はもっといっぱい言いたいことがあるのですが、キーボードを打つ手も追いつかないし、文章も構成できそうにありません。


心に残る台詞、文章も数多くあり、挙げ始めるとキリがないくらいです。


なので、みんなも原作ムーミン読もうぜ。そして僕と握手!レッツムーミントーク!



※実をいうと、ムーミンシリーズの発端となった、『小さなトロールと大きな洪水』は図書館になかったので未読です。


アマゾンで購入したセットには含まれているので、届くのが楽しみです。ではでは今回はこの辺で。
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◎ ナイス夢憂民

自分も昔、フィリフヨンカやスナフキンがお気に入りだった。
つか、気になるキャラだったな。モランとか。

己の心の湖に映った物語を自分の言の葉で書いていて、すごくいいムーミン評。

そんで、
各キャラへの想いや、視覚記憶がハンパない。

どこかの雑誌とかで、こんな風にカット絵入れて、本や映画評を連載すれ。
 

ゴウシュ 2011/01/19(Wednesday)02:00:50 Edit
◎ 無題

そうですね。お気に入り!とか好き!っての以上に気になる存在です。モランいいですよね。『ムーミンパパ海へいく』でのモランとムーミントロールのエピソードになんともいえない感動を受けました。


映画評 笑。ありがとうございます。面白そうですねそういう仕事も!

やってみたいですけれど専門知識ないし、偏ってるし、文章力がなあ。


でも、やらない?って言われたらやってみたい仕事です 笑。

sho 2011/01/21(Friday)17:49:15 Edit
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