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一応日記的なもの

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ec32c463.jpg ぬーん


漫画版シルクスペクターなポン子コン子。ポン子はつま先立ちで背伸びしてるよ。


この絵も結構前に描いた絵なんだけど、随分前に友達に借りてウォッチメン原作を読みました。


とても面白い。小説のようでいて、これはコミックの形だからこそ、この形式だからこそ面白いというか。話と話の間に毎回、登場人物の書いた本の抜粋や、新聞記事、精神科医のカルテやらが挿入されているのも面白いし、それが読み進めていくと本編に大きな繋がりやヒント、世界観の掘り下げに一手を担っていて、単なる補足の域を超えてこれさえもこの『本』の仕掛けになっていました。


全体に漂う渋い雰囲気。ヒーローたちそれぞれのドラマ。毎チャプターの締めの引用もカッコイイ。


映画版の感想で「とても面白かったけど、星三つくらい」みたいな事書きましたが、なんか原作読んで色々そう感じた理由が分かりました。


多分この作品は、確実にグラフィックノベルという形がベストなんだということ。まあ、原作ものにそれは付き物っちゃあ付きものなんだけど、ウォッチメンは確実にそれ。


扱っているものも話のスケールも、キャラ一人一人のドラマも、とても2時間3時間で描くのは到底無理だと思う。新聞屋のおじさんと、コミックを読みふける青年のエピソードは、映画版では『あの』シーンでちらっと映るくらいでカットされてる。けど、あれは結構意味の大きいエピソードだったと思います。確かにストーリーを時間内に追うにはカットするしかなかったのかもしれないけれど。


もう一度映画版見た後の感想を自分なりに再確認してみると、


「世界観にも、キャラクター(主にロールシャッハ)にも惹かれるし、面白い要素も多い。はっきり言って好きなタイプな映画だ。けど何かが…」


映画版はこれだけの内容の漫画を一本に収めるために、ストーリーを追うのに忙しくなっている感じがしたし、


観てるこっちもキャラクターを覚えるの、その関係を読むの、この後の展開を予想するの、そしてこの黒幕は誰か!?を探るので、難しい話ではないし分かりにくくはないのだけど、非常に忙しい(言い換えれば充実した?笑)事になるので、それこそこの作品が元々持ってる色んなテーマだのメッセージだのを受け取るよりも先に、結末が最後の印象になってしまってました。


それこそネタばれというか、例の黒幕は誰だ!の部分は割りと予想通りに、しかも「それって完璧かなあ」な感じなので、「面白かったけど名作かどうかは」みたいな印象に僕はなってしまったんだと思う。


その点、原作は自分のペースで読めたので十分に楽しめました。
映画で描ききれてなかったキャラクターの面も充実してて、ジョンやコメディアンだの他のキャラも原作の方が魅力がありました。映画版はロールシャッハ以外が物足りない気がしたので。


まあ映画レンタル始まったらまた借りて観るけどね!!


ウォッチメンは動と静でいったら確実に静の漫画。けどチャプター毎に読んだあとに残るもの、満足感は毎回大きいです。


多分採算が合わないから無理なんだろうけど、超金かけてチャプターずつ完全再現した(といってもまんまでは無理だろうから、余すとこなくうまく映像化するという意味)ドラマというかテレビ映画にしたら凄かったんじゃないだろうか。


まあ、なんにせよコミックがベストというところは揺るぎそうにないけどね。


そういえばウォッチメンの作者はVフォーヴェンデッタの原作コミックもやってるらしいのですが、あれも原作は面白そうだなあ。ちょっと読んでみたい。


因みに原作の方はアラン・ムーアという人なんですが、Vの映画化試写でその出来に怒ってしまい、今後自分のコミックが映画化されることがあっても、自分の名前をエンドクレジットに載せないでくれと言ったらしいです。


未確認だけど映画ウォッチメンにも名前出してないとか。

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第二十一回はマイナーの中では結構有名どころと思われる妖怪くだんです。


これは本当に不思議な妖怪です。設定がとても惹きつけるものがあります。僕の好きな妖怪の一つです。


くだんというのは、牛から生まれる妖怪です。くだんは生まれるとすぐに人語で話し、一つ予言をするのです。予言は至極正確で必ず当たるというのですが、このくだん、予言をするとすぐに死んでしまうという妖怪なのです。


くだんの容姿には普通の子牛と同じというのと、人面の子牛であるというのの2パターンあるらしく、人面の方がポピュラーなようですが、個人的には普通の子牛が生まれて突然人語で予言をして死ぬ方がドラマチックで神秘的だと思うので子牛派です 笑。


なんせ、ちゃんとは観てないけど、一時期テレビでやってた妖怪大戦争の冒頭でくだんが出てくるシーンがあったんだけど、それのくだんのデザインがあまりに怪物すぎてこれじゃ怖いだけだなーと、自分のくだんに対する持っていた神秘的イメージを壊された時「違うよなー」と思ったので。


いつだか昔中学生くらいにコピー用紙に鉛筆で描いていた妖怪漫画にも出したかった妖怪です(全体構想はあったけど途中までで止まった)。
そのうちくだんは何かの折に漫画で扱いたい妖怪です。いいシーン浮かぶし、何で妖怪を扱った漫画もゲームもくだんを使わないのか理解できないぜ。凄く設定が美味しくてドラマチックなシーンが描けるのに。


自分がくだんという妖怪に惹かれる理由は何だろうと考えたとき、一つはすでに挙げた「神秘的」というのもありますが、もう一つに、この妖怪が使命を帯びてこの世に生を受け、その使命をまっとうしてその短い命を閉じる姿にあるのかもしれません。


短い間しか生きれないけれど、くだんは自分のすべきこととそれする意志を理解して生まれ、まっとうして死ぬ。短いながらも輝いて逝く姿。これは一種のヒーロー像に近いのかもしれません。


更にいえば僕みたいな、優柔不断に生きてるいわゆる迷える子羊にとってくだんはいっそう輝いて見えるのかも。


こういう僕の使命意識というか何かを成し遂げなきゃいけないという義務意識も、今の日本情勢に急かされた結果の形の一つなのかもなあ。良い悪いは別問題で。

今週は大学のオープンキャンパスのお手伝いで更新怠ってました。
そんな折、妙なweb拍手コメントが。


>エヴァ初号機でも書いてください


何故なリクエストである。一度もエヴァンゲリオンの話題をここでふったこともないし、ましてや僕はエヴァを全く観た事がないのです。


美大の友達にはエヴァ好きな人が何人かいて、敵の使徒のデザインがカッコイイ事と、ロボット(ロボットではないそうですが)のデザインもカッコイイってことくらいは知ってましたが。
あとなんか白い可愛い鯨みたいなお顔の羽付きエヴァンゲリオンの戦闘シーンだけ抜粋で友達に観せてもろたり。

更にこのコメントで気になるのは「でも」という部分。この「でも」についてちょいと考えていたら日本語の「でも」の意味が崩壊しかけたので考えることを止めました。妙に気になる表現である。


まあ、でも描いたんだけどね!!



1479841c.jpg
 ぴよーん


難しいです。僕はこういうしっかりした機械描けないです。なんとなくうろ覚えでは形覚えてたんですが、イメージ検索して見てみたらディティールが細かくって凄かった。


正直最初見ながら描いたのはもっと酷すぎたので、見て描いて大体の形を覚えてから描いたのが上のです。
見ながら描くの苦手です。デッサンも僕出来ません。


身近にinaさんとかがアニメ作っててその大変さがよく分かるのですが、こんな複雑なデザインのモノをぬるぬる動かすのってスゲーなあと思いました。


アニメーターってやっぱ凄いよね。


因みにこれは、↑のを描く前に資料見ずに描いてみたもの↓


ea0e189a.jpg


これ描いた時点で


「あ、割とこんな感じだよな。描けそう描けそう。」  なんて思ってたのが間違いでした。


シルエット的には資料見てみたら確かに割りと合ってはいたんだけどね 笑。

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妖怪絵札第二十回もまたマイナー。アマビエでございます。


その昔肥後の海に毎晩光るものが目撃された。その噂を耳にした役人がその場に行ってみると魚のような光る生き物が現れた。


更にはその光るのの言うには、自分はアマビエという海に住む者で、この国はこれから6年間豊作恵まれるが、もし病が流行ったら、私を写した絵を見せなさい。そうすればよくなるでしょう。とのこと。


アマビエはそう言うと再び海の中にもぐってしまったいう。


所謂一種の人魚のようです。


人魚系統の妖怪は予言をする設定が多いです。それは西洋でもしかり。
しかしどちらかというと凶兆である西洋の人魚に比べると、このアマビエは病気を治す術(?)を教えてくれたりととても親切ですね。なかなか西洋じゃお目にかかれないタイプです。


この際同じタイプだからこっちも紹介。



3b8085b2.jpg


こちらも人魚系、出身は沖縄の妖怪、ザン。


アマビエはちょいと半漁人的というか、魚っぽさが大目なのに対し、(日本の人魚にしては珍しく)こっちは下半身が魚で上半身が美女。(絵が美女になってなくてゴメン)


実はいわゆる皆さんが思い描くマーメイド的な人魚は日本にはほぼいません。


大概がどっちかっていうと人面魚だったり、顔が猿系だったりおっさんだったりで悲惨です。妖怪という字の怪の字の方の怪しいが大半です。


ザンは一握りの日本美女人魚なわけですが、コレといった特徴はないです。
ザンは人に対して友好的で、人間に津波を知らせて避難を促したりしてくれます。


ちなみに、日本でも少ない友好的人魚の中にもう一つ、海人魚というのがおります。これもザン同様珍しく美女であり、人間と結婚したケースもあるとか。




個人的にはアマビエの存在が気になります。ザンってのは調べてないからよく分からないけど、多分沖縄の言葉なんだろうなって思うんですが、アマビエってどういう意味?アマエビのアナグラム?笑 


何にせよこっちは自分で「私はアマビエ」って言ってんだからどうしようもないよね。


予言内容もザンは海関係なのに対して、アマビエは海関係ないし病気治癒能力のオマケ付き。
ちょっと妖怪というより神様臭を感じます。


ちなみに日本妖怪における「人魚」も結構恐ろしい存在です。


良い匂いがし、味もよく食べると長寿になるとも言われていますが、基本的に不吉な徴であり、それを殺したりすると暴風雨、津波、地震、と、天変地異に見舞われるとされています。


まさに海というものに対する畏れを体現している存在なわけですね。


それにしても人魚伝説もある一定の共通項を持って方々の海外でも存在しているのが面白いですね。単に話が輸入輸出したのかもしれないし、何か潜在的なとこで人魚という空想を人間はするものなのかもしれないし、何か空想のきっかけになる生き物、現象があった、もしくは実はある、としても。


絶対的なルールのようになってる科学の時代である現在に対して、非科学的な時代に、地球の至る所で同じような空想を人間がしていたって事自体が面白いです。




※最近妖怪絵札の更新が多いのは他にストックがないからだよー 笑

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きつね子の彼氏、おおか美。見た目通りのドS


友達におおか美好きな女子がおりまして、また描いてーと言われて描いたもの。
言われたの結構前で線画は随分前にサラサラ描いてたんだけど、やっとこさ最近色塗れた。


例によって何も考えずに描いたら妙にどす黒くなりました。


何気にピンでおおか美描いたの初めてかもしれない。


話は変わるけど以前ここに描いた、シーズン2としてマンガムの続き描いてるよーですが、やっとチャプター18まで描き終えました。暇をぬっての作業なので大した内容でないにもかかわらず描くのに時間かかってます。


いつも一応大まかな流れを決めて描いているのですが、今回は思ってたよりも話が進まなそうです 笑。
新しい登場人物も増えたりで。


あと9つチャプター描いてパソコンに入れて文字打ってマンガム一枚絵でも描いたら更新始めます。まだ多分先の話。


最近新しいFAX買いました。以前のは約30枚のネームを送るのに2時間ほどかかっていましたが(しかも一枚一枚手差しでやらないと駄目だったのでその間要つきっきり)、新しいのは同じ枚数を15分くらいで送れました。


しかもセットしたあとはつきっきりになる必要がないし。超助かる。


前はFAX送るのにも覚悟が必要だったからナ。


しかも付きっ切りの間暇だからDVDでも見ながらやったりしてたんだけど、映画とかだとギリギリ最後まで観れないんだよね 笑。


でもまあそれがなくなって一安心です。ただものを置く場所がどんどんなくなってきている現状。
トレース台とかも最近欲しいんだよね。お金貯まったら買おうかと思ってるんだけど、また部屋が狭くなるなあ。


この前といっても結構前に友達とトランスフォーマーリベンジ観てきました。もともと話とかじゃなくてロボット目当てで観にいったんだけど、脚本が前作以上に乱暴でした。


観終わったあとで友達みんなで突っ込み入れまくり。前作以上に突っ込みどころ満載です。違う意味で楽しみました。ちょっとここに書き出すと止まらなそうなのでやめときます 笑。


とりあえず、自分が相当好きなシリーズか、信頼している監督か、相当評判のいいの以外は特撮映画観るのやめようと思いました 笑。
最近のは映像情報量多くて凄くて疲れる 笑。


もう当分特撮ものはいいやって気分になりました 笑。


今後映画は夏にやる屋根裏のポムネンカ、ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢、いつ公開だか知らないけどティム・バートンのアリス、ホビットの冒険、パルナッサス博士の想像力、日本で公開するか不明のコララインあたりを楽しみにしようと思います。


特にパルナッサス博士の想像力は待望の我らがテリー・ギリアム監督の最新作なので、個人的に超期待です。キャスティングも主演がダークナイトで助演男優賞に輝いた故ヒース・レジャー。


これの撮影中に亡くなったらしく、これがヒースの最期の作品のようです。撮ってないシーンもあったそうなので「ラマンチャの男」のようにおじゃんになるかと思いましたが、少々脚本の設定を変え、世界によって主人公の姿が変わるらしく、演じる俳優もその都度変わるらしいです。


この世界が変わるだの姿が変わるだのって聞いてると、ギリアム監督のバロンやバンデットQを想起させてワクワクします。


しかもその姿をジョニー・デップだのジュード・ロウだの主役級の方々がやるらしく、今回は日本でも大きく公開されるんじゃないかと期待しています。
ローズインタイドランドは映画館で観たかったのに、気づいたら公開終わっててDVDレンタル始まってたからなあ 笑。


何気にギリアム映画をまだ一度も映画館で観れてないので楽しみです。

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