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一応日記的なもの

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コミティアにて来てくれ方々、ありがとうございました。ちょっと今回は、突然の参加で新作がなかったり在庫無しの作品があったりですみませんでした。


最近、以前ここに書いたマンガを描き始めた次第です。
「Black & White」やらの時は小さい原稿用紙に描いていた為、今の投稿用サイズの原稿はなかなか1ページ仕上げるのに一苦労です。アシスタントが欲しい 笑。ベタ塗り要員(僕はトーン使わないんで)がいたらそれだけでどれほど違うことか…。


そんな訳で単品のイラストを最近描いてません。


マンガを描き始める前に数枚漫画のイメージイラストを描いてますがそれはまだ公開するわけにはゆかぬし、その過程で出た落書きも、その他色々な事情(この先なんかで使うかもしれないものや、ここに載せるには不適切なものなど 笑)により、載せれません。


あと、これまた色々な事情により、自宅にて古くからの友人である野良猫を家でめんどうをみることになりました。毎日肉球プニプニです。詳しくはまた今度。

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cf2c8be7jpeg鈴の音に誘われ 死出の旅



















今週の妖怪絵札は八乙女です。↑の文も短いですが、こっちの説明も短いです。
実を言えばよく知らないのです。名前も荒俣宏の文でちょこっと読んだだけで。


もう説明されてますが、鈴の音に誘われて夜この八乙女についていくと魂を抜かれるとかそんなんらしいです。


本来、「八乙女」っていうのは神楽を舞う人のことなんですが、関係あるんですかね?巫女というより尼僧の格好ですが。そしてなんで鶴なのか。


ちなみにこれもオリジナルに忠実かつ、百鬼夜行絵巻の類にはよくいる人なんで、探せば直ぐ解ると思います。ゲームの「大神」にもチラッとそのオリジナルが。ストーリーの合間合間に挟まれる絵巻絵の中によーく見るといますよ。箱舟ヤマトから妖怪達があふれてる図とか、他にも色々。


ちなみに八番目で八乙女です。つうことは来週は九番目。ベタなところで大体予想もつきますね。
毎回の(今回は短いけど)長駄文を楽しみにしてくれている方がおられるかは微妙なトコですが 笑

↑メディア芸術祭の内覧会と、受賞式に出席して来ました。今年二度目のスーツ。


内覧会はざっとしか見てません。後々行くつもりでしたし、授賞式は会場が違ったので。
ちゃんとひよこ産業製品カタログ展示されてましたよ!アクリルで保護されて柱(展示のためのね)にはめこんでありました!ちなみにはめこんであるのは読めません。奥に漫画を読めるお部屋が設置されておりまして、そこにて読むことが出来るようになってます。まだ未体験の方は是非この機会に!つか他の作品が面白いです!!笑
(そこで他の自主制作漫画読んでたらどっかのカメラマンが突然きてめっちゃ写真バシャバシャ撮られました。なんだったんだ)


竹光侍のカラー原稿の原画も展示されてましたよ。一刊の始まりからの勘さんが夜起きるまでの。
色が全然単行本のものと違った!原画のが鮮やかです。やはりどうしても暖色系はクスムようです。いやーしかしいいもんでした。


山村浩二さんの田舎医者のキャラクター設定画少々とコンテ少々も展示されていました。なんというか当たり前なんですが、原画を見るとやっぱりこの人絵凄い巧いなあと思いました。コンテも色紙に描いてあって、欲しいと思いました 笑。


その他にもたくさん面白い作品がありました。中でも、アート部門で奨励賞を取っていた「super smile」は必見ですよ 笑。あのなんとなく不気味でなんとなく笑える感覚が凄く気に入りました。


授賞式では、最優秀賞の方のコメントもあり、面白かったです。
エンターテインメント部門の最優秀はwii sportsだったのですが、開発チーム代表の人のしゃべりの巧いこと巧いこと。やっぱり社内プレゼンとかで鍛えられたんでしょうか。いいなあ。しゃべり巧いの羨ましい。
漫画部門の最優秀の郷田マモラさんのコメントもとてもよかったです。ちとあの漫画読みたいなあ。興味がわきました。


で、授賞式の後には祝賀パーティがあったのですが、それにてなんと、松本大洋先生と、山村浩二先生と直接お話することができました!!!
さすがに他にも会場の人が挨拶にくるもんですから、そんなに長くは話せなかったんですけどね。
松本大洋先生は一見気難しそうな感じに見えたのですが、僕の質問に対して色々なことを快く話して下さりました。ありがとうございました。竹光侍の原作の永福先生は、なんでも松本先生の元アシスタントだったとか!しかもリアルお坊さん!!

山村浩二先生もとても優しい良い感じの人でしたよ。幼稚園の頃から作品のファンですとアピールしました 笑。何を話すか決めずに話しかけたので、肝心の田舎医者の感想を言いそびれましたが 笑。


松本先生も山村先生も、さすがプロといった雰囲気。いやあ、良かった!


また、漫画部門の審査委員の方にも挨拶をしたところ、漫画評論家の藤本由香里先生から絵が良かったと誉めていただき、(当日は予定により欠席だったのですが)委員長のモンキーパンチ先生が作品を気に入ってくださったとか。ありがたやありがたや。


同じく審査委員のしりあがり寿先生にも挨拶したところ「ああー!ひよこね!おもしろかったですよ!」と言ってもらえました。しかし、しりあがり先生にはそれこそドンドン色んな人が挨拶に来てて、話の途中で出版社の方が割って入ってきてしまい、そのまま流れちまってそれ以上話せませんでした 涙。


ちなみにその割ってきた出版社の方には名刺を頂きました。しりあがり寿先生に「あの有名なメロディ社の方ですよ!」って紹介されたのだけれど知らず、よく聞けば少女漫画の出版社だとか。すいません少女漫画はまるこちゃんと鶴姫(古っ!)しか読んだことないんです 笑。そういえば少女漫画のニーズってさっぱり知らないな…。むむむ。


とにかく、祝賀会はたらふくご飯も食べたし、もともと目的だったお話も出来たし。


え?サインですか?実はスケッチブックも本も持っていかなかったので、一つも手に入れてませんよ(どーん)。


でもホラ、話せたってことが貴重で重要じゃあないか!!!

098f2abajpegらくがきです。なんかワイルドです。
浸けペンの練習と漫画の準備の合間合間にらくがきを挟んで作業しています。まあそのラクガキも浸けペンの練習なのですが。


そしてこれもその一枚。何故か春休み入ってから等身高めの連中の絵の露出度が高いです 笑。寒いよ。見てて寒いよ。今日とか雪降ってたよ。ああ、でもこいつら毛皮があるもんなあ。


なんとなく描いてなんとなく塗って、なんとなく『RAISED BY WOLVES』って文字打って。
『RAISED~』の意味は『狼に育てられて』。後付で打った字だからなんのことだか。多分、右下のひよこがおおか美ときつね子に育てられたんじゃないですか。


文自体はジム・ゴールドバーグっていう人の写真集の題です。授業で聞いたのを語呂がカッコイイので覚えててなんとなく使いました。後でイメージ検索したら、その写真集も赤がメインカラーでした。



うーん、なんかよく分かんない服着てるなあ。ひよこはやたらネイティブアメリカンに徹してる 笑。

a0457fa1jpegクダ走らせ 千を知り


クダ憑かせて 誅殺を試みる


クダに悪なし クダに善なし











今週の妖怪絵札はもはやメジャーどころの管狐です。


これもほとんど解説なんていりませんよね。
手のひらサイズの生き物で、これを使役して人を呪ったり、予知を行ったりするという。普段は竹や木の筒に入れたり、袖に入れて持ち運ぶという、アレです。


多分、要は式神(識神)とかと同じ部類だと思います。
安倍清明や役小角とかの一流は十二神将だとか前鬼と後鬼といった鬼神を使うのが定番だけれど、同じ部類とはいえ巫女や山伏、民間陰陽師はこういう獣の霊的存在を使ってたんですね。


管狐のことを、飯綱(井綱)と呼ぶということも、もう説明する必要もないよね?井綱使いは普段は家の床下に飼ったりするそうな。


「管狐を飼うって、要はどういうことよ?」って思いませんか。霊的なものを「飼う」とかって何?って。どこから井綱使いって始まるんよ?って。


本で読んだんですが、一応あるんです。霊狐を使役する法ってのが。
『管霊狐魂魄使役神通真伝経』というのがあるんだそうです。流石に空に覚えるのはキツカッタので、本をメモしたものを紹介します。


まず、管狐の魂魄を召請するためには49日間、五辛の飲食、酒色、不浄の穢れを戒めねばならない。


①管狐の魂魄を召請するための霊符を奉書紙あるいは羽二重の極上布に記す。


②その紙を九字にちなんで、縦4折、横5折に折って小さくし、縦3寸、横1寸、深さ5分の檜の箱に入れ、錦の袋で包む。


③深夜、丑の刻にこの箱を安置し、北斗七曜にちなんで、七つの灯明を献じ、飲食物を供えて香を焚く。


④その前で呪文を唱え、霊符を空書する。


⑤「管霊狐駆役如意神通之呪文」を唱えつつ、次のことを観想する。キリカクの字(梵字の一つのことね。キリークの字に似てるやつ。文での説明ムズイ 笑)が変じて人黄となり、人黄が変じてダキニとなり(狐の精で、六ヵ月後に死ぬ人間を察知してその肝を食う美女の姿のインドの鬼神。日本の仏教ではダキニ天として祭られてる仏様ですよ!)、ダキニが変じて文殊菩薩となり、文殊菩薩が変じてダキニ辰狐王(=ダキニ天のことなんだけど、この辺は説明が実にムズイです。辰狐王っていうのは、天に住まう神聖な狐、辰狐の王で、ああ、なげえ!また今度!!!笑)となる。ダキニ辰狐王が変じて管霊狐となり、その魂魄威霊は呪文の力によって自分の脳頂より腹部に降下し、それが口からいでて、箱の中の霊符に降憑する。


というようなことを、49日間繰り返す。この法を行うと、早ければ2週間ないし3週間、遅くとも4週間から5週間の内には必ず応験があり、眼前に白狐が出現したり、ダキニの尊体が示現したり、あるいは神秘的な霊光が修法している部屋いっぱいに遍照したり、狐の声を聞いたり、管霊狐の背に乗って空中を飛行する霊夢をみたりするという。


このようにして49日で行が終われば、その霊狐に名前をつけて日々祀る。そして必要に応じて願い事を念ずれば、それを霊狐がかなえるとされる。


― らしいです。いやあ、流石に便利な狐さんを使役するには、大変な苦労が必要なんですね 笑。そりゃ他の事を絶って49日間も狐さんの事考えてりゃ夢にも見ますワナ。流石に実行は出来ませんね。つかまず霊符と呪文がわからないです。


昔の人は面白い事考えるなあ。面白いと思いませんか?そうですか。


こういう霊的な事に、「名前」を付ける。っていうのは必須なようですね。要は精神的な存在ですから、名前が霊的な不確かで捕らえにくいものを「縛る」わけですね。だから目に見えない式神にも必ず名前があって、名前で使うわけです。


妖怪なんてのも、これと同じですよね。夜、どこからか小豆を洗うような音が聞こえる。それを人が「小豆洗い」という妖怪だといい始める。その「音」は名に縛られて「小豆洗い」になるわけですよ。天井の染みも、あれは「天井嘗め」がやったのさ、と誰かがいい始めると、その染みは名に縛られて、「天井嘗め」が来たしるしになるわけですね。
名が縛るから妖怪はいることになるんです。そういう名で呼ばれてた頃には、間違いなくそれはそこにいたんでしょう。


今や日本は夜でも明るい町に溢れてます。想像の余地がないですよね。いちいち不思議に名前を付ける余裕のある人もおらんし。これでは妖怪なんて「いる」ことにはなれませんよね。妖怪も今やキャラクター商品になるのに必死ですからね 笑。





そういえば、小学1年の頃は何故か学校の怪談話が異様に流行ってた。よく、誰それが口裂け女に遭っただの、昨日花子さんが出ただのってみんなで噂をしてました。それも、そういう遭遇話が頻繁に。
今考えるとなんだか妙なんですが、あの時は何故か彼等の存在がリアルだった。


これはもう夢に見た記憶との混同で、事実だったかヨクワカラナイんですが、一年生の時に、『今トイレに花子さんがいる』って話が飛び込み、友達とそのトイレに向かったんです。着くとそこのトイレのドアの前の廊下に十数人以上の人だかり。みんな恐る恐るトイレに近づいている模様。僕も後ろから見ていました。
と、突然、物凄い音がして、バーンとそのトイレのドアが開いたんです。でも、その扉をバーンと開いた中には誰もいない。どういうことだ??思わずみんな「うわあ!」と声を上げます。女子の甲高い「きゃあ」が今も耳に残っています。


― でもそこまでの記憶しかないんです。僕は2年生の時と3年生の時に引っ越していて、その時の小学校の友達とは全然会ってません。だからその記憶がただの夢だったのか、なんだったのか、未だにさっぱり分からんのです。



まあ、それが夢だったとして、とにかくその頃花子さんだの口裂け女だのは子どもの僕にはリアルな存在で、その時彼等は確実に僕らの中にいました。


でも、それが怖かったかというと、何故かあの頃僕らはそれをこの上なく楽しんでいた気がします。そして今でもそれは何かワクワクさせる思い出として記憶に微かでありながらもなお、色濃く残っているんです。

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