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一応日記的なもの

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85a7970djpeg父 酒呑の仇討たんと


牛のむくろにてその時を待つ 鬼子鬼童丸


彼もまた敗者











妖怪絵札第5弾は鬼童丸です。マニアック!(これからはなるべく週1くらいで妖怪絵札アップしようと思います。出来る限り)


まず「鬼童丸」という名前ですが、正しくは「鬼同丸」なんです。でも本によっては「童」でもあり、僕はそっちにしました。なんでかというと、鬼童丸はかの有名な鬼、大江山の酒呑童子の息子なんですね。だから童の字を入れたかっただけ。


で、まず酒呑童子について説明しなければならないと思うんですが、彼は元人間の鬼で、子どもの頃に山に捨てられてしまい鬼になり、盗賊をしていた鬼です(元は鬼を名乗った山賊だってことだったんでしょう。それが色々脚色されたのだと思います)。
それを退治すべく、妖怪ハンターで名高い源頼光(雷光)とその四天王が山伏に変装して酒呑らの宴会に潜入し、寝所で美女に方をもませていた酒呑童子を退治したというお話です。


その酒呑がさらった女性との間の息子というのが今回の鬼童丸で、彼は牛の死体に身を隠し、父親の敵である頼光を討とうとして返り討ちにあってしまうという鬼です。


とはいえ、鬼童丸は恐らく酒呑童子伝説から派生して創作された登場人物で、実際のルーツは特にないっぽいです。


鬼や妖怪の元を辿れば、それは歴史上の敗者であったという黒い面も段々垣間見えてきたりします。事実、大和朝廷に従わなかった一族のことを、「土蜘蛛」と呼んでいたという話もありますし、一説だと「狐」や「河童」も被差別民を指していたとかいう怖い話もきいたことがあります。肉の塊妖怪「ぬっぺふほふ(ぬっぺっぽう)」なんかも、ある種の奇形児だったのではないかとも思えるし…。


また精神的な面えでは、妖怪は他の宗教に追いやられた神の零落した姿とも柳田國男は言ってます。なんでも、「一つ目小僧」は元々、ある宗教における神官が、精神的な世界を見るために片目を潰すことに由来しているとか。
手塚治虫の火の鳥太陽編はまさにその構図ですよね。恐らく手塚さんは意図的にこれをやってます。仏教神と古来の神々が戦争をする時、古来の神々は石や木から飛び出し(これはアニミズムに沿っての表現でしょう)、その姿は天狗のようだったり、牛鬼のようだったりしてますし、これに繋がる異形編ではしっかり「妖怪」になりましたからね。


正直太陽編の構図は自分も漫画でやりたいと思ってたものだったので、高校生の時に読んでショックを受けました 笑。



話が逸れましたね。ちなみに酒呑童子伝説には他にも派生があって、彼の弟子の一人である茨木童子は、羅生門の鬼として、頼光の四天王の一人渡辺綱と戦う話があります。あと、酒呑童子は八俣大蛇の生まれ変わりとも言われてます。酒運の悪い人ですね。更に酒呑童子は安徳天皇に生まれ変わった、なんて言われていますがそこはまた歴史の敗者という黒くて重い話なのでこの辺で。

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最近少しずつですがマザー3をやっとります。2はやりましたが1は少ししかやったことないです。異常に敵強いしやたらとフィールド広いし 笑。


今日やっとどせいさんに会えました。ぐんまけん。
毎回セーブポイントのカエルが可愛いですね。マジックバタフガエルには笑った。バケツ兄弟も好きです。


因みにマザー3をプレイする動機は、ポーキーの最期が観たいからだったりします 笑。

きゃらニメ工房っていう、タカラとかが主催のキャラクターやアニメーションを投稿するコンテストあるんですが、今第二回が開催中で、前回の受賞作を見たら割と何が受賞できるか分からない感じだったので、運よくお金もらえたらいいなーを少し試してみようと思い、それぞれ二秒くらいで浮かんだキャラクターを投稿してみました(どーん)。


去年の10月から12月15日まで投稿を募集していたのですが、その方式が月ごとの15日までに投稿されたものをその月末に審査し、二次選考に進むのですが、その二次選考は一般によるネット投票で、(ここどうなんだと思うんですが)審査通った時点で投票が始まるんです。つまり9月に投稿し審査を通った作品は、もう10月から1月まで投票を受ける事が出来る訳です。で、僕は12月15日に投稿しました(この方式に気付いたのは投稿後)。


これやっちゃったなーとは思いましたが、まあいいやってなってました。で、12月末になっても連絡が来なかったんで審査通らなかったんだろうと思ってました。けど、「どうなってるんだろあのコンテスト」と今回見直して見たところ、4つ投稿した内、4つとも一次審査は通ってました 笑。


投稿方式がネット投稿方式でお手軽だったので、調子こいて色々送って見たわけですが、周りの作品見る限り、結構一次は素通りっぽいです 笑。


で、これらが今回投稿したもの。





hirabettai.jpgまず一発目。ここに以前載せたワンコ。考えもなくとりあえずラクガキしたもの。

















tokei.jpg二発目。これも以前ここに載せたもの。縦横無碍駅のウサギさんを(自分的には)一般向けに可愛くしてみた。

















daru.jpg三発目。大学の課題で描いたものをもう、なんかネタで投稿。「よだれ垂らしてるキモイ生き物はこのコンテストの許容範囲か?」という。「明らかにネガなイメージは許容範囲か?」という。











sfv.jpg四発目。「よだれの次はどこまでお色気オッケーか?」ということで投稿。でも流石にあんまりムンムンなのは描く勇気がなくかなり控えた結果、普通になった。

















という、後半完全にコンテストおちょくったようなモノを投稿してしまいました。い…いや、おちょくってないよ!真剣だよ!


これがきゃらニメ工房なるサイトhttp://charanime.seebox.jp/

で↓のリンク先がそれぞれの投票数&点数の現状です。
(結構あっちのサーバーの調子の関係で開けなかったりすること多いです。)



平面ワンコ
http://chara2.seebox.jp/?c=charanime_detail&contest=charanime_contest_2&type=image&page_num=&contents_id=7YzrQ-2NhP-1CS28n-128

時計ウサギ
http://chara2.seebox.jp/?c=charanime_detail&contest=charanime_contest_2&type=image&page_num=26&contents_id=7ZEIW-2hWH-17Du6e-4hE

だるだる
http://chara2.seebox.jp/?c=charanime_detail&contest=charanime_contest_2&type=image&page_num=26&contents_id=7ZC4Z-VRs-1xz5Nm-262

きつね
http://chara2.seebox.jp/index.php?c=charanime_detail&contest=charanime_contest_2&type=image&contents_id=7YMSz-29il-MDgyp-7Dj


ちょっとビックリというか本気じゃなかった分ショックというか(笑)、08/1/7現在、一番点数集めてるのがきつねさんです。
平面ワンコとだるだるは既にかなりアレですね。ウサギさんはこれから投票数伸びればいいなー。


もし良ければそれぞれ審査していただけると嬉しいです。もう一点でも投票してくださったら全然嬉しいですよ!

二月末には結果が出るそうです。ちなみに一次通っている作品数は1597あって(多いな 笑)、そのほとんどが0票作品で、一位の人の点数が既に671点獲得しています。投票数は227票です。うはー!


なんで0票?っていうのも結構あります。その逆も 笑。

初夢を見ましたよ!なんとか無事、悪夢ではありませんでした。


内容はというと、漫画を読んでる夢でした。しかも中学くらいに自分で描いてた漫画をね。しまってあるのを引っ張り出してね。ハイ、終わり 笑。




なんつうか、毎年初夢を覚えてないのはこういうことだったんだなと思いました。

ad01b36djpegその爪 蛇も避ける毒爪


苦笑の相の上 毒舌


ただ時気まぐれに


人をいやすその爪は


はて神の手か 悪魔の手なのか



第四弾は苦笑というマイナー妖怪です。

もう大体の説明は上記の通りです。常に苦笑いな顔をしていてその爪には凄い毒がある一方、時には癒す力があったりするという…。


性質的には所謂「苦笑い」の原因な妖怪なわけですが、この妖怪苦笑には妙に細かな特徴付けがあります。
まずさっきの毒爪の設定(この爪が触れた料理はすこぶる不味くなるらしいです)。それから、苦笑は人に嫌われるのが好きで、常に毒舌を吐くらしいです。トゲトゲしいことを言ったり憎まれ口をきいたり、見下したり侮ったような冗談を言うのが好きなそうです。


こんな奴いたらヤダね 笑。


実際絵のなんとも嫌な雰囲気と元の性質があいまってすこぶる彼のポストカードは人気がないです!友達は割りと嫌いじゃないみたいだったけど、確かに僕もこれはイヤだなあ 笑。


苦笑は以前中学の時描いてた妖怪漫画に登場させました。なぜか以前ここで載せた団三郎の部下でした。
因みに、マイナーと言いましたが、苦笑も百鬼夜行絵巻を見ると大体登場している妖怪です。黒っぽくてトンガッタ変な耳みたいのがついてる鼻のデカイオッサンみたいなのが苦笑です。割と直ぐに解ると思います。



同じ感情や体調変化の原因とされる妖怪は多いです。「ぶるぶる」とか「いそがし」とかね。この辺は大体名前だけでどんな性質か解りやすいもんですが、やっぱり設定が何故か細かいです(ぶるぶるに関してはオスメスがあってその違いまでハッキリ設定があります)。


昔は何から何まで精神的存在が様々な変化を司っていることになっていました。八将軍だの金神だのの方位神から疫病神だの病虫だの。


何が?っていわれると何がなのか解らないけれど、こういうのってオモチロイね。

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